殺したカルデアのマスターが生前契った相手だった

FGOのネタバレがあります。なんでも許せる方のみどうぞ。








第2部の4章のラストでリンボはカルデアのマスターであった夢主を殺すことに成功するも、生前契った相手だと気づく。


過去・現在・未来を問わずあらゆる時代に召喚されるという定義を良いように捉え、夢主を殺したリンボは聖杯との契約を結び直し、全ての始まりである冬木に召喚されるように仕向ける。

→リンボと夢主を殺したリンボは別人扱いとなる。

リンボと夢主の特異点修復の旅が始まる。


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※どっかの夏イベ


「マスターは人が悪うございますね」
「悪くないよリンボの方が悪い性格してんじゃん!」
「ンンいえいえ、鏖殺の権利も拙僧めに与えないばかりか相手の御方の気を使う始末。何故拙僧は貴方様のサーヴァントに身を落としたのかあやめも知りませぬな」
「本当になんで私のサーヴァントになったの」
「なぜでございましょうか、これには深淵に足る理由がございまして。…………。兎にも角、兎にも角。その溶解を許してしまいそうな肌は隠されるが良いでしょう。そう先程から申し上げていますのに」

よよよと泣いた振りをしながらリンボはどこからか上着を取りだし私にすっぽりと被せる。顔の見えない私に満足したのか分からないが満足そうに鈴を鳴らすリンボに腹が立った。

「私はこっちに行くけど着いてこないでね」

さっさと彼と別れて行動してやろうと思い彼のいない方向に歩き出す。しかし前がよく見えず前に転けてしまいそうになる。やばい。
見えないところで脱ぐんじゃなくて、目の前で脱いでやるべきだったと後悔するも後にはたたず。

「ぐえっ」
「全く全く、我が主は前に足を出すことすら叶わないらしいですね。うつくしいですね」
「褒めてないでしょ」
「ンンン言の葉というものの捉え方は人それぞれでございますゆえ、お好きに捉えては?」

フードを掴み、転倒を阻止したリンボは私の手を繋ぐ。どうやら別れるという行動は無さそうだ。
なんだかんだ言って一緒にいると落ち着くし、彼も私といると愛らしい顔をするから彼と一緒にいることは居ないことよりも好きなのだけど。

「リンボ」
「なんでございましょうか?」
「いや、うん、ちゃんと道案内してね」
「ンンン!!えぇ、えぇ。もちろんですとも。停泊しているホテルに帰りましょうぞ」
「なんでそういうことになるんですかね!!まだお昼です!!」
「冗談でございますよ、フフフ」




夢主

前前世 現代人(社会人)
↓↓↓
前世 平安人
↓↓↓
現世 カルデアのマスター

の変遷を辿る異質な魂。六道の内人間道しか通らない魂を持つ。
ただ夢主は平安人の時の記憶を持っていないために、前世は現代人であったという認識をしている。
前世の記憶がなくて前前世の記憶がある。
記憶は戻ってもいいし戻らなくても良い。
名残で国語の点数は本当に良くて、英語はからっきしダメな人間。
混沌中庸。やる時はやるしやりたくない事はやらない。
あの事件の日もオルガマリーに直訴していた内容を却下されてしまったためにロマニと一緒にサボっていた。

リンボ

やっと2人のうち1人のマスター殺したら生前契った相手だった。やり直したいと思ったらやり直せたやったあ。


玉藻の前

本来冬木で夢主と契約を結ぶはずだったのにリンボのせいで邪魔をされた。
前世夢主には良くしてもらってた。

リンボに召喚を邪魔されたことを怒ってるけど、何気に察してるため気を利かしてる。

リンボ実装待ってます(けど今石貯めてるのでまだ来ないでくれると助かります(ワガママ))
スペースイシュタル来ませんでした(石/zero)


夢主(前世)


男装の麗人。なぜ神は卓越した知識、武芸の才能を女子に与えたのかと嘆いた父親が男装させていた。弟がいたので家督とか気にせず楽しんで暮らしていた。趣味に生きる高官。子供が出来ない身体と適当に嘘を吹いて回っていた。「神は子は作らぬ」周りは納得していたらしい。

玉藻の前と蘆屋道満によって遺体は隠された。