あとがき




あとがきと言いましたが書きながらなんか書くことあるかなって思いながら今こうしてキーボードをポチポチ打っております。
まず最初に、最後まで読んでいただきありがとうございました!
無惨様だけの話を読んだのならば本当に意味がわからなかったと思います、よくお付き合いしてくださいました。

この作品は私が2020年7月1日から7月7日までの七日間更新企画としてはじめさせていただきました。はじめから7話+後日談1話と考えてましたので、本当は八話更新だったんだよっていうあれですね!!驚きました??(いやぁでもあの7話で意味がわからないまま終わらせるのは鬼舞辻無惨の視点っぽくて好きですね、個人的にはありだと思ってます)

死神の存在ははじめ一話限りの存在でした。そこに転生トリップしてきた夢主が無惨を救う存在となり……って思いながら書いていたんですけど思ったよりまとまりがない文章になって悩んでいるときにフォロワーさんとお話したりしていいなぁ〜〜それいいなぁ〜〜!!っていうネタをいただいたりしてました。おかげで何とかなりました、本当にフォロワーさんには感謝です。

なので、いちわめで無惨様を死神が殺して、最終的には死神を無惨様が殺すっていうのエモいなって思いながら書きました。七瀬は一話目は無惨様に食われながらも病気によって死んだので病死です。二回目は処刑、三回目は自殺、四回目は毒殺され、五回目は応仁の乱とかによって足軽などに殺され、六話目にてようやく無惨様によって殺され罪を許されるというお話でした。

最終的には献身と実直さで許されて人間道よりも上の天道に行きましたが、無惨様を愛してしまったがゆえに無惨様が地獄に落ちたと知って一緒に落ちていきました。その時も神々は「あーあ」って言っているといいですね。

当初考えていた女の設定は、もともと七瀬はトリップ転生者で無惨様のことが嫌いだった。鬼殺隊の人々にひどいことするし、嫌い。だけれど、無惨様の人間だったころの生活をみて放っておけなくなり段々好きになっていく……みたいなことを考えてました。没です。

各話に四字熟語があったと思うんですけれど、その意味とこんなテーマで書いていたよ、こんな意味を込めていましたという裏話を込めて。


死生有命:命は天命によって定められたものである事。それを覆した死神の罪の話ということを指して。

百代過客:永遠に歩き続ける旅人のこと。無惨様が七瀬を探すためにさまよい始めた全ての始まりを例えて。

社燕秋鴻:ほんの一瞬出会うこと、無惨が七瀬との再会から別れまでを例えて。

雪泥鴻爪:行方が分からないこと。何も残らない人生を例える。女の人生、女の脳みその行方を例えて。

盈盈一水:男女が思いを交わしながら会えない苦しみや辛さをいう例え。無惨と七瀬が再会を喜ぶもまた会えなくなってしまうその様子を。

歳月不待:時は人間を待ってはくれないこと。無惨が見つける前に死ぬ来てしまった七瀬の運命を。

瓶墜簪折:男と女が離れ離れになって二度と会えないこと。無惨様と女がもう二度と会えないのかとお互いがその定めを受け入れたという意味合いを込めて。

蓋棺事定:棺の蓋を閉じたときに初めてその人の価値が定まるということ。この場合女存在が決まるという意味で。

ですかね、大まかな感じです。こういう感じをイメージして書きました!もちろん読み手にとって素敵な解釈があっても良いですし、お好きに考えてみてください〜!

初め七つ目において、七瀬の転生先は「織田信長」という考えにしていたのは内緒です。そして無惨様が「蘭丸」ということにしてむつまじく過ごすのですが、七瀬を恋い慕った「明智光秀」がその二人の仲を引き裂こうとして本能寺の変を起こしたっていうのを書こうとしました。

所ところで七瀬が仏像を投げたり、僧を鼻で笑ったりしていて欲しかったのですが技術的に断念いたしました。
七瀬に「神はお前らのことなんも考えてないよ」って言わせたかったですね……。

七瀬は罰を受けるために転生をしたので天寿を全うできるのは罪を許された時なので、本当に殺すのは忍びなかった……。でも殺さないと彼女が許されないから……ごめんねって言いながら殺しました、しばらくはなんか幸せに生きる夢主を書きたいですね。
殺すのなんか途中で本当に申し訳なくなってきた……。けど頑張りました。よく頑張ったね……。新しい転生で無惨様と仲良く楽しく頑張るんだよ……。


ちなみに「二足歩行(DECO*27)」「オーダーメイド(RADWINPS)」を聴きながら書いていたりしました。


いやぁ、本当に縁壱さんが登場してくるまでに心臓を七つ増やさないといけないのつらいとか言いながらひぃひぃ書いてましたが何とかなるものですね、ネタが被らなければ6万hitもなにかやりたいなって考えていますが、その前に5万hit企画のリクエストを消化しませんとね、少々お待ちくださいませ〜!!

この度は本作品を読んでいただき、ありがとうございました!これからも逸楽をよろしお願いします!!(またなにか思い出したら追記します)

2020.7.13 フルヒト