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2019/11/05

猫の子子猫元気な子(鬼滅)


「にゃーお」
「鳴女、最近玲の食欲がないのだが」
「……左様でございますか」
「なぜないと思う」
「私めは化生の医者ではございませぬゆえ……。1度医者に見てもらってはいかがでしょうか」
「にゃお」



「おい、医者。玲の容態はどうだ、嘘をつけばその首を晒してやろう」
「旦那様、この猫は健康そのものでございます」
「耳が聞こえなかったのか?」
「私の耳は万全でございます」
「健康なわけがないだろう。昔まで人の言葉を喋っていた玲が鳴き声しか発さなくなったのだ」
「物の怪と言えども猫は猫でございますので、普通にご主人様に甘えておられるだけでございます」
「甘えている?」
「甘えている」
「甘え……て……?」
「にゃーん」


「響凱……もう食えぬのか?」と言ったあのシーンでTwitterでよく見かける猫ちゃんの食欲不振(甘え)を思い出しました。後日ちゃんと人語を喋ってニッコリご満悦な無惨様が。
短編にしたいですね。

2019/11/05

心理戦(鬼滅)


「無惨様ってババ抜きとか敵無しッスよね」
「何が言いたい」
「いや、だって俺アンタに負けたの絶対そのせいでしょ」
「確かに十二鬼月や鬼共の思考は読めるし、視界も共有ができる」
「やっぱり」
「だが、貴様の思考を読み取ったことは一度たりともない」
「えっ」
「つまりただ貴様が弱いだけだ」

2019/11/04

日本史(鬼滅)


「無惨様、大鏡ごっこしましょ」
「なんだそれは」
「長ーく生きた大宅世継っていう人と同じく長ーく生きた夏山繁樹っていう人が歴史を語るっていう遊びです、白河院って聞いた事ありませんか」
「「賀茂河の水、双六の賽、山法師、是ぞわが心にかなわぬもの」の奴か、あれは稀血だったな食らうてやれば良かったと思っている奴だ」
「はーバイオレンス!じゃなくてやりましょうよ」
「誰に向かって指図している。まぁ暇つぶしにやってやらんことも無い」
「やったー!無惨様尊敬しますー!」
「じゃあまず出だしからだが、」
「はい!」
「日の本は天照大神という……」
「アッ今って戦前でしたねそういや」


現代の日本史は戦後からですし、古代の遺跡とかわかったのも最近に近いですしね。そもそも無惨様歴史に疎そう(失礼)

2019/11/04

Twitter(鬼滅)


「童磨さま、童磨さま!」
「なんだい」
「私この度ついったーをはじめました!童磨さまもやっているとお聞きしたのでふぉろーしたいです!」
「おやおや可愛らしい事をいうねぇ、いいよ」
「わぁい!うれしーです!でもあれっ意外と少ないですね……にひゃくごじゅうにん、もっといると思ってました!」
「うんうん、俺ももう少し増やしてもいいんじゃないかなって思ってるんだけど、無惨様にお前は炎上しかねないから人数はその位がいいって」
「あー……」

今の世の中で考えてしまうと、250人が多いのか少ないのかわからないですね

2019/11/03

極楽(鬼滅)


「極楽なんてないんだぜ」
「極楽は人にとって違うのでそんな事言わないでくださいます?」
「救えない子だなぁ……可哀想に」
「いいんですいいんです、救わないでくださいな私はここでぐーたらして死ぬのが1番の極楽はぁーもっと楽してぇ……」
「可哀想な子だなぁ、俺にも救われないなんて」

2019/11/03

名前(鬼滅)


「いいか、レイ。今から私の名前を呼ぶ権利を授ける。私の名前を呼べ」
「ぶつぎりむざん」
「ちがう、鬼舞辻無惨」
「つじぎりぶざま」
「おい貴様今のわざとだろう」
「難しいね無惨さま」
「き、ぶ、つ、じだ!!」
「きぶつじだ無惨さま」
「もう良い」


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