※DE戦後



おれはなんてことをしてしまったんだろう。
エイリア石に憑かれて、破壊活動を、そしてなかまを傷付けようとしてしまった。

こんなおれが、こんなに大切に扱われるのは間違っているとおもうんだ。



「風丸」



優しく抱き締められて、涙がこぼれそうになる。
いや、だめだ。おれが泣いちゃ。かなしかったのも、いたかったのも、豪炎寺。


「おかえり、風丸」


涙をさそうように背中をなでられる。
ぽろ。あついしずくがめからおちた。


「ただ……いま、豪炎寺」
「ああ」


なみだをてでぬぐわれる。
そうしたらもっとなみだがあふれてきて、はずかしくてかおをふせた。
そうするとつぎはおろしている髪ごと、あたまをなでられた。


ただいま、豪炎寺。
それと、ごめん。


おれにはやっぱり、豪炎寺がいなきゃだめみたいだ。





2010.10.02
豪風の日ってことで。ふっふっふっ腐っ腐っ腐……。
DEの後でこうやってイチャついてればな、と。
豪炎寺さんがあのぴっちぴちユニに興奮してればいいよ。
あなたとわたしとそれからあなた

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