新novel | ナノ


先生、ごめんなさい

先生の布団でうたた寝してて
気付いたらよだれが少し垂れました

(仕事仕事で構ってくれないから)



先生の好きなチーズ食べたのは私です

(まさかとっておいてあるとは…)



先生の上着、こっそり借りた事が何度かあります

(大きくて楽なんです)



先生の携帯の待ち受け画面を佑がコマネチしてる写真にかえたのも私です

(佑の表情があまりにも輝いていたので)




先生の白衣、カレーで汚したの私です

(あんなところに放置しておく方が悪い!)



ちなみに白衣を洗う前に必ずにおい嗅いでます


以上、私の懺悔でした





なまえ、悪かった

酔っ払ってお前にキスしたり撫で回したり色々したが、実はこれっぽっちも酔ってなかった

(そうでもしないと触れられない俺の弱さだ)



毎朝起こしてもらってるが、俺は朝に強い方だ

(俺の幸せなんだ、許せ)



お前のスリッパのにおい嗅いだ事がある

(大丈夫、臭くねーから)



お前の高いシャンプー、勝手に使ったことが数回

(異様にサラッサラだったのはそのせいだ)



ベタだかお前のアイスを食ったのは俺だ

(お前も俺の高いチーズ食ったろ?)



寮生にお前のほくろの数おしえちまった

(張り合ってたらつい言っちまった)



以上、俺の武勇伝だ


懺悔は心の中でだけ

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