レームは朝起きて、誰も使っていないバスルームに向かった
わたしはソファで新聞を読んでたんだけど、まあ好機だよね
バスルームのドアをそっと開けて中を確認すると
全裸のレームさんが…!
「…!おいおいコラ!なに無言で入ってきてやがる!」
「いいじゃないですか、レームさんは私のもの
私はレームさんのものなんですから!」
「いや、良くはねェヨ」
タオルを腰に巻くレームさんに抱き着く
「ねえ、レームさん
いつもなに考えてるの?
私に教えて?」
「急になんだァ?
…そうだな、50%は仕事のことだな」
「あとの50%は?」
「ンなこと言わなくても分かるだろ?」
「分かりません」
「そーか、んじゃ一生懸命考えるこった
俺はシャワー浴びてくる」
「私もご一緒します!」
「お前と一緒に入ると長くなるからダメ」
「ケチ!レームさんのケチ!」
「2回もいうなヨ・・・。
なあなまえ」
「なんです?」
「本当は仕事のことは40%くらいしか考えてねェかもな」
「へ?」
「20%はお前を脱がすこと、残りの40%はどうやってお前をからかうかってとこか」
「え!それってほとんど私のことしか考えてないじゃないですか!」
「まあ嘘だけどな」
「え!ひどい!馬鹿レーム!」
勢いでバスルームを出ると楽しそうな笑い声が聞こえた