新novel | ナノ


仕事終わりのホテル
部屋はスイートルームを2つ借りている

ココ、バルメ、ヨナ、レーム、私で1部屋
ルツ、アール、トージョ、ウゴ、ワイリ、マオで1部屋


お陰でベッドルームにレームと2人きりなのです

愛しのダーリンはベッドに寝そべって新聞を読んでます
お風呂上りのバスローブのままレームにダイブ


「お、上がったか
いい匂いなんかさせやがって、誘ってンのか?ヘッヘヘ」


「んー、そうそう誘ってるの」

レームの上に乗りながら頬ずりするとレームはしょうがねえなといった感じで新聞をそこらに投げ、わたしの腰を支える


「このくらいの肉付きが最高だな
くびれもケツも俺好みだ」


「ほんと?じゃあもっと愛して」


レームに触れるだけのキスをする
レームは笑いながら優しくキスに応える

啄むようなキスを何度か繰り返し、クスクスと2人で笑いあう
この時間が最高に好き


「なまえ、俺に背中向けて股の間座れ」


「新聞読むの?」


「ああ」


分かった、と答えつつ投げてあった新聞を拾いレームに渡す
渡した手をそのまま掴まれあっという間に足の間に着席


足の間に座ったわたしの頭にキスしながら新聞を広げるレーム
わたしは頭だけじゃ足りなくてレームの唇に耳を押し当てた

レームは笑いながら優しく耳にキスをしてくれた
甘噛みのおまけつきで


「ね、久しぶりだね
こんなに2人きりでまったり出来るの」


「そうだな、今日は全身キスしてやるから覚悟しろヨ
ヘッヘッヘ」


「じゃあわたしもレームの全部にキスするから
覚悟しろヨ!」


「おっなんだ対抗してきたな
ヨシ、受けて立つ」


「じゃあ行動開始ッ」


「おいおい、コラ俺はまだ新聞読みてえの「問答無用!」


読み始めたばかりの新聞をさっきより遠くへ投げてやった
そしてまずは…、耳にでもしますか


「ッヘ、くすぐってえな」


「んふふ、がまんがまん!」


頬ずりしてからレームの耳にキスをした
こめかみ、顎とキスしていくとレームがわたしの唇にヒゲを押し付けてくる


「んーやだあ、痛いよっふふっ」


「オラオラくらえ」


「んふふ、一旦退避っ!」


今度はレームのシャツをめくってお腹にキスする
素敵な筋肉にわたしはメロメロなのです


「ああー、くすぐってえ!」


「ああ!逃げちゃだめだってば!」


「交代交代!」


「やーだー!まだレームにキスしたいの!」


「駄目だ交代!うりゃっ」


レームはわたしをベッドに押し倒すと今度はわたしのお腹にキスし始めた


「ふぁっ!くすぐったい!」


「コラ逃げるなって」


ニヤニヤと笑いながらおへその辺り、胸の下辺りにシツコイくらいにキスを繰り返すレーム
わたしを転がして腰、背中までもされる
ヒゲが触れてくすぐったい、でもレームの唇がやらしくてぞくぞくしてしまう


「ん、んん」


「こんなキスくらいで感じるなよ、エロ小娘め
ヘッヘヘ」


「感じてなんかないって!くすぐったいだけ!」


「そーかね、ヘッヘヘ」


笑いながらバスローブを完全に脱がされ、お尻にもキスされる


「ね、レームっ」
「んー?もう降参か?」


「で、電気消して…?」


「…そうだな、消すか」


何故かニヤリと笑いながらスイッチを切るレーム
って、これは…


「ヘッヘヘ、ここら辺はビルがたくさんあるからな
おまけに今日は満月、逆にイイ感じになっちまったな」


「ああ、やられた…」


「さて、続きを始めましょうかね?お嬢サン?」


「今日こそはわたしが主導権を握ってやろうと思ったのに…」


「無理そうだな、ヘッヘッヘ」


洋服を脱ぎ捨てわたしに覆いかぶさるレーム

ねえ、もっといっぱい優しくてやらしいキス、わたしだけにして?

こんなわたしの想いを見透かすようにわたしの足を持ち上げ甲にキスを落とすレーム


「ふふっ、社長、わたしに忠誠を誓うの?」


「今はお前の恋人だ
コレはなまえチャンに骨抜きって意味

ンでこっちは」


「ふともも?」


「そう、腿
腿はな、支配って意味だ」


「支配…どっちが支配するの?」


「もちろん…俺」


ニヤリと笑うとわたしの腰を持ち、胸に顔を近づけるレーム


「そ、そこはっ」


「コレは、所有、だ」


「所有…っ」


「お前は俺のもんだ、分かるな?」


「っうん、わか、る」


「よし、イイコだ」


わたしの頭を優しく撫で、額にキス一つ


「なまえ、夜はまだまだこれからだからな
ちゃんとついてこいよ」



笑うレームの唇にキスをした


くちびるにキスは愛情の意

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