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「政宗様が…!」
ああ、帰って来て下さった
この戦でも
しっかり約束を守って下さった
愛しい貴方に
桜は一刻でも早くお会いしたかった
「―――…桜!!」
その声、その瞳
何時も変わりなく私を受け止めて
愛して下さるから
「政宗様っっ!あっ…」
どうしてこうも馬鹿なのでしょう
愛しき人の御前で見苦しくも転んだ姿を晒すなど――…
思わず目を瞑った
でも
カシャッ…と音を立てて
私の体を支えて下さったのは
ギュッ…と強く
抱き締めて下さったのは
愛しき貴方様
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