終刻

『元親止めてえぇぇぇえッ!!!』






叫んでいた。
こんなの、望んだ未来じゃない
そう思ったから。






駆け出して手を伸ばしていた。






―――だから、






気付けなかったの






≪―――パ!…≫









最悪の未来に―――。






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