チャイルド『…う、ううん…がんばれ、とうちゃん…わるいかいじゅうなんて…やっつけちゃえ〜…』


「‐」バラゴン『やっぱりゴジラジオ聞きながら起きてたね〜、チャイルド。』

チャイルド『あっ、ばらごん…ふあぁぁ…』


「‐」バラゴン『確かにもうすぐゴジラ一族にとっての記念日だけど、夜更かししたらお父さんに怒られるよ〜?』

チャイルド『うん…でも、とうちゃんがいまわるいかいじゅうとたたかってるし…あと、もうちょっとでおめでとうだから…ふぁぁぁ…』

レジェ「……」

チャイルド『あれ?おじさん…もしかして、ごじら?』

「‐」バラゴン『おお、よく分かったね〜。この人はゴジラ・レジェンドさん。別世界から多分「招待」されたアメリカ出身のゴジラさんだよ。』

チャイルド『わぁ…じらさんみたいだ…すご〜い…』

レジェ「…寝ろ。」

チャイルド『えっ…?』

レジェ「…寝る子は育つ。お前の仕事は、寝る事だ。」

チャイルド『えへへ…おじさんにあたまなでなでされたら…ねむたく…なっちゃ…zzz……』
レジェ「…ふっ。」


「‐」バラゴン(…レジェンドさん、見かけによらず優しいんだね〜。
俺っちの目に、間違いは無かったよ〜。)


「‐」バラゴン『さぁて、これからどうしますか?「招待」されたならいずれお迎えが来ますし、このままゴジラの記念日を……』

レジェ「…お前、バラナスドラゴンか?」

「‐」バラゴン『そうですよ?いや〜、まさか何も言ってないのに誇り高き本名の方で呼ばれるなんて、俺っちも地底怪獣としての格が上がって…』

レジェ「…地底に潜伏するムートー探しだ。来い。」

「‐」バラゴン『えっ?だからムートーなんていな…ちょ、ちょっと離して下さいってば〜!!』







数時間後、ゴジラジオ放送スタジオ……



ブラウニー「ケ、ケェ……」

「‐」バラン『…漸(ようや)く力尽きたか。無駄にしぶとい奴だったな。』

「‐」モスラ『同感、ですわ…ですがどうも、デスギドラは不死のようですわね…とりあえずインファント島の隣島にでも縛り付けておいて、モスラ姉妹に頼んで封印して貰いましょう。』

「‐」ゴジラ『ふう、あとはカウントダウンが…あっ!もうカウントダウンおわってる!』

「‐」モスラ『えっ!?そんな…この瞬間を楽しみにしていましたのに…これも全部、このギドラモドキが余計な邪魔をしなければ…!』

「‐」バラン『先ずは御前が落ち着け。』

「‐」ゴジラ『まっ、いいか。カウントダウンなら志真たちや、おれたちゴジラがすきなみんながきっとやってくれたし、おれたちも今からやるぞ!
せぇぇぇぇぇ、のっ!!







Happy birthday!GODZILLA!







ブラウニー「で…デスギドラ生誕20周年も、夜露死苦…ぐはっ。」





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