「土方さん、土方さん」


「あ?」


「私ハタチになりました」


「あぁ、そうか」


「‥‥ん?」


「は?」


「おめでとう、とかないんですか」


「自分で言うか普通」


「あんたが言わんからでしょう」


「誰にあんたって言ってんだ」


「あんた」


「‥‥‥」


「ま、いいや。誕生日の話は前置きなんで」


「まだあんのか」


「私、ハタチになってやりたいことがあるんです」


「何だよ、」


「それですよ、土方さん」


「あ?」


「たーばーこ!」


「タバコだぁ?やめとけ」


「えぇー!なんで?why?アイアムハタチ!アーユーオーケー?アハン?」


「何だ、そのうぜぇノリ」


「だってハタチなんですよ!土方さんが止める権利はどこにもないですぅー」


「何で吸いてぇんだ、」


「だって土方さんいっつも吸ってるし、何かかっこいいんですもん」


「アホだろ、そんな理由か」


「いいからよこしなさい、十四郎!」


「おかあさん?」


「誕生日プレゼントだと思って、くださいよー」


「誕生日プレゼントならマ「ヨネーズとかいらないです、たばこがいいんです、そして土方さんからもらいたいんです」


「何でだよ」


「土方さんからもらうことに意味があるのです」


「‥‥‥」


「ハタチーハタチーハタチーハタチーあたしハタチハタチふりそでーしょーん」


「わーったよ、やるからその音痴どうにかしろ」


「わかりました。ハタチの目標にしまさァ」


「何で急に総悟?」


「早くちょうだーい」


「一本だけだからな、どうせむせるだろ」


「えぇー3本ください」


「何でだよ、」


「観賞用、保存用、実用用、の3本です」


「フィギュアか」


「ふーい!トッシー炸裂ぅ☆」


「誕生日を命日にしてやろうか」



ビースモーカー
「俺から言わせりゃ名前は一生ガキだ」
「(‥だからってベビー?うまくないです)」


世界一くだらない会話シリーズ 05
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