万事屋(おまけ)
※万事屋3人の会話(ヒロインは出ません)
「バレンタインアルな」
「「‥‥‥」」
「悲しき侍たちネ、誰も来ないアル」
「うるせーチャイナ黙ってろ」
「僕たちは後半戦に逆転勝利するタイプだから」
「おー新八くん良いこと言ったね。神楽、座布団一枚持ってこい」
―数時間後
「もう夕方アル。家賃回収のキャサリンすら来なかったネ」
「神楽ちゃん、後半戦は夜まで続いてるんだから。焦っちゃダメだよ」
「上に同じ」
「‥‥‥」
―さらに数時間後
「道迷ってんのかなー俺のあきこちゃんとまゆちゃんとあいちゃん。全く呆れちゃうねぇ」
「僕のゆうかちゃんとなるみちゃんとみおちゃんも最後までラッピング凝ってやってるのかなぁ?そんなに頑張らなくても良いのに」
「‥もう諦めろヨ。全試合コールド負けアル」
「神楽てめぇ上手くねぇんだよ、新八のネタ借用しておいてつまんねぇこと言うんじゃねぇ」
「そうだよ神楽ちゃん、座布団取り上げ‥
―ピンポーン
「「うんがァアア!」」
「神楽さん宛に宅急便でーす!」
「「ふざけんなァア!」」
「わお、昨日注文したのにもう届いたアルか?魔女宅もビックリネ…二人とも何期待してたアルか」
「‥俺はアレだよ、最近話題の佐川男子がどんなイケメンか気になっただけで‥」
「銀さん、この人クロネコヤマトです(小声)」
「新八、代引だから払っとけヨ」
「何でだァア!」
―10分後
「銀ちゃん、新八にバレンタインアル」
「「‥‥‥」」
「負けた試合のあとくらい私がご馳走するネ」
「いや僕に払わせたよね神楽ちゃん」
「細かいこと気にすんなヨ。このチョコレートケーキ高かったアルからな」
「いやだから払ったの僕ゥウウ!」
「この甘そうなイチゴは銀ちゃんにあげるネ、新八はチョコプレート譲ってあげるネ」
「「‥‥‥」」
「‥ホワイトデー期待してるアル」
「だとよ、新八。酢昆布ファミリーパック買っとけ」
「いやだから何で僕ゥウウ!?」