そうよ、今夜私を底なしに可哀想な女の子にして
瓶の蓋が開けられないの、貴方が居ないから
一緒に居られるなら多分言葉なんて要らなかった
同じ傷を抱えるだけで僕らはきっと永遠にだってなれる
忘れたくないものばかり私の中に残す君は狡い
ずっとはないって分かっていても、一緒がいいよ
独りよがりなワガママを言うなら、あの人の為に泣くのはもうやめて
とびきりの嘘で震える心臓を泣き止ませて欲しいの
君に似合うって言ってくれたワンピースのフリルがしおれてしまう前に
背中合わせでも伝わっていた何かはもう此処には無いんだね
ばいばい、さよなら、またねはないのは知ってるよ
手を繋がなくちゃ越えられないような真冬の一歩手前で僕らはさよならをする