魔法省にも正式な申請により時空間迷子としてちゃんと認定され、待遇はそこそこ良い。
ちなみに変装と偽名は時間上に於ける安全の云々権利により、許可処か推奨されている。特に未来人はね。
何故かって、過去の人間と未来の人間とが接触した時、未来の人間の方の存在を一方的に知っていてそこに至るまでのその人間の過去に干渉出来るという点で過去の人の方が有利だから、らしい。未来の考え方や、その人のアイデアを過去に盗まれたらその権利も酷いことになるしな。それによって起こるタイムパラドックスとか、そこら辺防いだり。
あと、私の元の時代で関わりのある人(例えばダンブルドアとか)に重点的に、私に関する物忘れ的な呪文を全体範囲に特殊な方法で掛けたらしい。ディペット校長とか魔法省の一部役人除く。具体的には、私を視認すると私に掛けられた微弱な物忘れ呪文が毎度発動して、私の特長とか話の内容とかを自発的に思い出せないようになる。


閑話休題。

然りとて(なればこそ、と言うべきか?)特に厳重な行動の制限も無い私は、これ幸いと新しいオモチャを弄り倒しているのだ。
つまり冒頭に戻る。理屈っぽくて悪いな、ごめん。



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