ダリアちゃん夢。ダリアちゃん男体化でも百合でもどっちでもいいです。



私の一つ上の学年には、凄く有名なコンビがいる。ダリア先輩とハリー先輩の、イケメンコンビだ。
勿論その更に一つ上の学年のジョージとフレッドって先輩も(ダリア先輩達とは違う方向に)有名だけど、ダリア先輩達のほうが人気がある。私もダリア先輩には憧れている。

何をしたかと言えばまず美形二人で固まっていて、ダリア先輩もハリー先輩も目茶苦茶成績がいい。ハリー先輩はクディッチの選手だし、ダリア先輩は論文の発表で学校の外にも名前が広がっている。

そんな有名人コンビの一人、ダリア先輩が今私の目の前に、いる。


「な、何ですか…ダリア先輩」

「んー……」

人気も絵画も無い廊下。向こうから来たダリア先輩に道を譲ろうとした私は、そのダリア先輩によって壁際に追い詰められていた。

「……×××ちゃん、もうホグスミード行ける年だよね?」

「は、い。そうですけど…」

それが何だと言うのか。……もしかして私の学年の子を誘う予定なのかな。
っていうか、何で私の名前知ってるんだろう……名乗った事は無いけど、いつの間にか先輩達は後輩の名前を知っていたりするから、ダリア先輩もその例に洩れないのだろうか。

「そう。×××ちゃんはもう予定入れた?」

「あの、いいえ、まだです」

世間話で挟まれたのであろう会話に首を横に振る。
緊張する、し、多分顔が赤くなってるよね私。もう行ってもいいかな…?心臓持たない…

「じゃ、俺と行かない?」

「……はい!?」

「デートのお誘いって事で」

「は!?」

何が起こってるのか誰か説明して欲しい。何この状況。夢だろ。現実じゃないんでしょ。

「行かない?」

「い、行きます」

「じゃあそういう事で」

ニッと笑ったダリア先輩はそのまま立ち去った。
うわ、心臓爆発する。




そんな訳でダリアちゃん夢。
ダリアちゃん的にこの夢主は一番可愛くて仕方ない子。他の子みたいに軽く手を出すと他の子とおんなじ扱いになっちゃう気がして、ちょっと大事にしつつ時期を待ってた。
ダリア→→←夢主みたいな。


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