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どうだった？って聞いたとき、「チョロいね」ってウインクした彼女に一生着いて行きたくなったのは私だけじゃないはずだと思う。
大阪国際空港行きの飛行機（初体験）に乗ったダリアは、右隣にハリーがいることを確認して、左隣にミシアという五つ年上の少女も確認して、師匠たる日本人女性にＡ組OK、と伝えた。気分は修学旅行である。
ところでこのミシアという少女、なんとつい三週間前までダリアの事を男だと思っていた。
半年近く友人として付き合ってきたがそりゃねぇだろうと言いたい。でもちょっと嬉しいのはなんでだろうなー、とは最近本気で男装に目覚めつつある中の人の発言である。
ちなみにミシアちゃんとのデート回数、三回。
師匠の旅行プランは四泊五日。すっげぇハードスケジュール。
まず、大阪国際空港についたらそのまま京都へレッツゴー。京都府観光。夜は師匠の家へ泊まるそうだが、師匠の家に着いたら一時間座禅の後花火をして就寝だそうだ。
師匠は精神修行もきっちり行う。侍になれないぞって言われるとと皆でやる気になるのはなんでだろう。
二日目もこれまた京都府観光に当てる。が、昼には切り上げて山登り、キャンプ場に行く。んで日本形式夜の怖いキャンプを怪談話のイベントつきで楽しみ就寝するらしい。
三日目はそのまま昼まで魚釣りをして料理してとキャンプ持続、昼過ぎには山を下りて三重県の方に行く。この日は師匠の従姉妹の家（師匠の家が本家らしい）に泊まる予定。
四日目に朝からどっかの寺を見に行って、昼過ぎからは伊勢神宮だそうだ。夜は旅館に宿泊。旅館は日本独特のものだからなぁ。
で、五日目は大阪でお好み焼きやタコ焼きなんかをつついてお土産の補充をしながら大阪国際空港より帰国の便に乗る。
…………何てハードな。休む暇も無い。
でも師匠はきちんと睡眠時間を儲けていて、９時には就寝が決まっている。但し、翌日は６時起床だがね。
とりあえず日本楽しんでくるぜ！
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