二次 | ナノ


▼ 07

さてとても今更だが、ここで私の身の上話をしよう。私の。

201X年の日本で女子高生をしている(していた、ではない。辞めたつもりは断じて無い。)私だが、まぁ一言で言えば二次元と女の子を愛するフェミニスト系ライトヲタ淑女である。オプションにはヒッキーとショタコンロリペドと私服が男装という属性が付くだろうか。ちなみに足とフェアリーラインをフェチっている。
ハリポタは一巻の日本発売時くらいから読んでいたので、小学一年生からの長い付き合いである。

そんでもって家庭事情は多少複雑だ。父親が血が繋がっていない。つまり私は母の連れ子である。
上に兄一人下に弟一人、妹一人の四人兄弟なのだが、妹のみが父と血が繋がっている。
そんでもって、このおかしな日々が開始される数ヶ月前に母親が倒れ入院した。
兄は既に家を出ているし、妹も弟も幼い。母親が家の中にいないって事が、私に緩慢に妙な疎外感を感じさせていた11月、私はいきなりダリアになった。
ダリアの精神はどうなっただろうか。私の身体に入っていたら私の人生\(^o^)/オワタ。

…私の説明はこんなとこでいいだろう。

ダリアに憑依した時、こっちの小学校は冬休みだった。
当然、一ヶ月半もたったのだから学校がもう始まる訳だが、ハリー改造計画が上手くいくのかがとても楽しみである。
とりあえず、私は学校でハリーとつるむ事にした。ハリーの魔法が発動するのはハリーの感情が高ぶった時であり、バーノン&ペチュニアの馬鹿夫妻…違った、馬豚夫妻にハリーが疎まれるのは《魔法を発動させるハリーがダリアの傍にいる》事が嫌らしいからだ。
ハリーには私の相棒になって貰わなきゃならないので、今から手を打っているのである。
相棒って何かって?そりゃあれだよ…えっと……言葉にできねーよ。

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