二次 | ナノ


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「深紅はグリフィンドールのカラーだぞ」

「あそこは獅子で金色もシンボルカラーだからね。私の髪は濃い金だから、赤が一番派手に映えるのは仕方ねぇよ。しかも俺様イケメンだし?派手が似合っちまうからな!なぁ?」

ちくちくローブのピンをとめられながらも自意識過剰ぎみのセリフが許されるダリアの容姿最高です。

「そうだね」

間髪入れずに相槌を打つハリー。それに、というかこのやり取りに若干驚き笑いつつのマルフォイがまぁ、と口を開いた。

「確かに、赤の方が君の髪は鮮やかに見えるだろうな」

「だろ!まぁ、ちとシックにいきたい時は緑とか黒だろうけど」

君は青も似合いそうだな、とマルフォイに然り気無く言っておく。青はレイブンクローのカラーだ。
体よりも頭という思考が丸見えの魔法族では失敗はしない。あ、ちなみに魔法族では体よりも頭だと判断した理由は武術とか聞かないから。
陰陽術なんかでも、取り敢えず戦闘技術を含む術は大体体術とセットなんだけどねえ。
魔法界じゃケンカで負ける気はしないぜ。

「青か…」

「ドラコの髪の色には落ち着いた色彩の方が似合いそうだなと」

一番似合わねぇのは黄色だな、と放ると、素早くハリーが拾って投げた。

「安っぽい色は似合わない気がする。特に赤から黄緑。」

「安っぽい色って…どんな色だ?」

ファールもいいところ。さすがマルフォイのお坊っちゃんは格が違った。
安っぽい色に縁がない、と。φ(..)

「いかにも安そうに見える色って事だ」

「ああ」

ああ、といいつつそんなものあるのかよと言いたげだなドラコよ。

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