*主人公(ミズゴロウ)
我らが外道主人公ここに誕生。基本的に冷めてる変人。

*パートナー(ヒノアラシ)
ヘタレで主人公のパシリ。別に主人公がドSなだけでMではない。宝物は例の石。


※変な設定なので原作のイメージを壊したくない方は見ないことをオススメします。



<サメハダ岩にて>


ヒノアラシ「ここは相変わらずいい眺めだよね…そう思わない?ミズゴ…」

ミズゴロウ(大量の紙飛行機を海に向かって飛ばしている)

ヒノアラシ「NOOOOOO!!!やめて!それ、結構世界に優しくないから!」

ミズゴロウ「いや、結構楽しいからやってみ?」

ヒノアラシ「やだよ!せっかくの景色をそんな紙屑で…」

ミズゴロウ「まぁいいから飛ばしてみろって、はいこれ。上手く作れたからさ」

ヒノアラシ「…(なんか今日のミズゴロウ嬉しそうだな。いつもより優しいし。…一回だけならやってみてもいいか)」

ヒノアラシ「わかった。じゃあ、せーので一緒に飛ばそうよ」

ミズゴロウ「はぁ?一人で飛ばせよ」

ヒノアラシ「あ…うん。(前 言 撤 回 。)」

ヒノアラシ「よし。いくよ!それっ!」

ヒューン…

ヒノアラシ「おぉ!結構飛ぶもんだn」

\ザッパーン!/

ヒノアラシ「な…波に飲まれた…」

ミズゴロウ「あーあ。せっかく綺麗に作れたやつあげてやったのに…」

ヒノアラシ「ごめんよ…うーん、やっぱり僕はこのまま見てる方がいいや!あ、そういえばジュプトルの手紙もう一回読みたいんだけどどこにある?」

ミズゴロウ(海を指差す)

ヒノアラシ「え?どういうこと?」

ミズゴロウ「ごまかしてんじゃねぇよ。お前が今海に投げ捨てたんだろ」

ヒノアラシ「え?…え!もしかしてミズゴロウがくれたあの紙飛行機が…」

ミズゴロウ「言っとくけど飛ばしたの俺じゃないから。お前だから。あーあ、俺の親友からの手紙をこうも簡単に投げ捨ててくれちゃって…」

ヒノアラシ「うわぁああああ!!っていうか元は君のせいだろ!!!あ…な…なんてことを…どうしよう!あんまり内容覚えてないのに!」

ミズゴロウ「大丈夫だ俺も覚えてない。っていうか読んでない」

ヒノアラシ「……。君の記憶が無くなってさぞかしジュプトルは嘆いただろうに…」


ジュプトルの手紙が知らないうちに無くなってたのにはこんな裏話が…ない。
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