六つ子と男友達 ※男夢主

・男夢主注意
六つ子とそれぞれの男友達との友情観


おそ松
「ごほっ…いって……なめやがって」
「おーおー苦戦してんねおそ松。いい眺め」
「…なんだよ。呼んでねーだろハル」
「友のピンチには駆けつけるもんだぜ」
「普段ろくに顔も見せねぇくせに」
「俺たちゃたまの以心伝心、のがぐっとくんだろ?」
「…くっそ最高」


カラ松
「フッ、未知の世界へと身を投じる…オレ!」
「キザだなぁ」
「少し足を伸ばしただけでずいぶん景色が変わるものだ」
「徒歩圏内で生きてるもんなお前……あー」
「どうしたハル」
「そういやカラ松はなんで来たんだ?」
「ハルが行くと言ったからさ」
「わざわざお前まで来る必要なかったのに」
「唯一無二のお前から、離れるわけがないだろ」


チョロ松
「よぉチョロ松、相変わらずクソ似合わねぇ真面目ちゃん気取ってんな」
「はぁ、ハル。君もいい加減、真っ当に生きなよ。いい大人なんだからさ」
「そうそう人なんか変われねぇんだから、口だけのライジングが囀んなって」
「っんだとコラ!」
「また昔みたいに連もうぜ。所詮お前はこっち側の人間だよ」
「…おいコラいいのかハルそんな口きいて。にゃーちゃんのライブチケット、いらないんだな?」
「アッー!許してチョロ松!」
「ガラが悪ぃんだよお前はいちいち」
「おま言う」


一松
「火ぃ貸して一松」
「ん…あ、ライターない」
「それでいい。お前が吸ってるやつ」
「…ああ、…」
「一松、もっとこっち」
「………ん…」
「っはー。さんきゅ」
「学生ん時ホモの噂が立ったの、だいたいハルのせいだと思う」
「は?嘘だろ」
「ハルは幸せだね」


十四松
「十四松、俺はお前はお前だと思ってる」
「へぇ」
「頭ごなしに否定するつもりはない」
「ふーん」
「でも俺と会うときに鎖つけた犬スタイルで来るのだけはやめてくれ」
「楽しいよ!」
「お前それわざとか?わざとだろ!」
「ハルもぼくの散歩する?」
「だからしねーよ」
「楽しいよ!」


トド松
「もー聞いてよハルくんうちの長男はクズだし次男は距離感おかしいしぃ」
「名前で呼んであげたらトド松」
「三男はポンコツだし四男はあざとキャラ被ってきてるしさぁ」
「なんだかんだ兄弟の話ばっかりだけどね、お前」
「十四松兄さんは…まぁわりと天使だけど」
「わりと天使ってなに?それで、新しいバイトはどうなの」
「それがさーっ、兄さんたち酷いんだよ聞いてよハルくん!」
「聞いてるよさっきから」




[ 58/78 ]