「わあ、トド松くんその服かわいーっ、おしゃれーっ」
「えへへ。お気に入りなんだ。ユニセックスのお店のだからハルちゃん今度いっしょに行かない？」
「わあ、トド松くんいい匂い」
「あ、これかな？ハンドクリーム新しいの買ったんだ。ハルちゃんもつけてみる？」
「わあ、トド松くんお肌つるつる」
「きのう早めに寝たからかなあ、調子いいかも。寝不足はお肌の天敵だよねー」
「わあ、トド松くんスイーツのお店詳しいねえ。このパフェすごくおいしい」
「えへ、ボクも甘いの好きだし、いろいろ見てまわってるんだ。ハルちゃんが気に入ってくれてよかったあ」
「わ…あ、トド松くんとのツーショット、すごく可愛く撮れてる」
「ちょっとコツがいるんだけど、もとが良くないとこうはいかないよ。どっちのハルちゃんもすっごく可愛いよ」
「…う、ううっ……うっ、」
「わ、どうしたのハルちゃん！？な、泣かないで…落ち着けるとこ行こっか、立てる？」
「勝てない…トド松くんになにひとつ勝てない…わたし女の子なのにぃ」
「ん？……ハルちゃん？」