02

何の変哲もない



ただ付け足すなら晴れた空に雲がやわらかに浮かぶ日





僕は愛しい彼女を呼びだした











「で、話って何?」


「あぁ、とても簡単な事だよ
 

 ただ、




 僕のモノになってもらおうと思って」



「…どういうこと?」



「君も薄々気付いていただろう?
 僕は君が好きなんだ」


「……」


「なのに君は大輝の彼女なんて枠におさまってるからね

 今日から正式に僕のモノになってもらおうと思ってね」



「…赤司君の言う事は絶対って知ってるよ」



「なら話は早いね、じゃあ早速大輝と」



「けど!!その命令だけは聞けない」



「…なぜだい?」


「私は赤司君が好きじゃないし、
 大輝が好きだから

 だから別れたくないし、これからも一緒にいたい

 だから、ごめんなさい」


「…謝ってどうこうなる問題じゃないんだよ

 僕がモノにしたいから命令する
 君の意志は尊重されない、聞き入れない


 全ては僕の思い通りだ」




青ざめて気持ち悪いものを見るかのように
目を見開く彼女に近づく



僕が一歩進めば一歩退がる彼女を壁まで追い詰めた






さぁ、これで僕のモノだ







「や、やめて赤司君!!」


「今日から君は、僕の所有物(モノ)だ」





彼女の鳩尾に少しだけ力を入れ、
壊れ物を扱うかのように彼女を丁寧に運ぶ





今日はもう授業は休もう





これからが、本番だ







せんのうれいでぃ
(さぁ、僕好みに仕上げにかかろう)





20120819




ヤンデレ赤司君hshs←
もう思考回路が赤司君でいっぱいな管理人です


さぁ、これからどう仕上げようか←







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