赤司と名前が消えた
そのどうしようもない事実を突き付けられて早数十分
さつきに頼んで赤司の住所を調べてもらって、赤司の家に行った
だがその家はもぬけのから、赤司の母親って名乗る人に聞いても、
今日はまだ、赤司は帰って来てないらしい
なら、
名前とあいつはどこに消えた?
また言いようの無い不安と恐怖が俺を襲う
赤司が名前に気があるってことは、前から薄々感づいてた
でも俺がいるから大丈夫だろ、って事で安心してた
でもそれじゃダメだったんだ
あの赤司の前では、恋人の絆さえも容易く引きちぎられる
守りたいものすら、満足に守れない
俺が心配しているだけならまだいい
でも相手はあの赤司だ
いつ名前に無理矢理手を出してもおかしくない
いつ力で名前を捩じ伏せてもおかしくない
いつ、恋人という絆を壊されても、おかしくない
その事実が、一番怖かった
名前、今どこにいるんだ?
無事なのか?
…待ってろよ、
すぐ、
助けに行ってやるから
捜索Lady
(必ず、見つけ出してみせるから、だから)
20121001
久々の更新です(°∀°)←
どうしよう、文才が欲しい、限りなく文才が欲しい…
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