ワシ、今吉翔一、桐皇学園の三年生
背番号は4のポジションはPG、チームの司令塔

身長は180cmとまぁこの歳にしたら高めちゃう?って感じで
体重が71kgとバランスとれた体しとるで

誕生日は6月3日、血液型はAB型

腹黒いとか言われてるけど、そんなん全くの嘘や

三百眼の人には犯罪者が多い言うけど、
そんなんでもない

どこにでもおるような、至って普通の人間や





「今吉先輩!!」


「こら2人の時は翔一って呼ぶ約束やろ?」


「あ、スイマセン!!」





あとちょっとプロフィールに付け足すんやったら、



ごっつい可愛ぇ彼女がおる事ぐらいちゃう?









ワシの彼女はバスケ部の特攻隊長こと桜井良の双子の妹、
桜井名前


ちなみに名前は桃井同様マネージャーや


兄妹そろってスイマセンスイマセンうるさいけど、
それ以外はワシ同様、至って普通の子



ただ校内でも一、二を争うほどの美少女


うちの部は桃井と名前がおるからよう
羨ましがられるけど、実際名前はワシの彼女やし、
桃井も青峰につきっきりやから


逆に見せつけられて可哀そうな状態やなぁ




「翔一先輩っ!!何考え事してるんですか?」



「ん?名前は可愛ぇなぁ、って考えとったんや」



「へ!?じょ、冗談はほどほどにして下さい!!」



「え?冗談なんかちゃうで?」



まぁあながち間違っては無いやろうし



あー、ほんま可愛ぇわ




ついつい顔が緩みそうになる、ポーカーフェイスは割と得意やねんけどなぁ









出会いは桃井の作るドリンク(凶器)の代わりに
別のドリンク貰いに行って、初めて話した事から始まった



あの時ははにかんだ笑顔で
「はい、どうぞ」とドリンクを渡してくれる
名前が天使に見えた


そっから意識し始めて、一学期の最後の方


攻めて攻めて返事貰って付き合いだした




恋愛もバスケも、何事も攻めあるのみ、やな











まぁ話が逸れたけど、ワシの彼女はそれくらい可愛い






ほんま、自慢の彼女なねんけど、


ひとつ、難点がある








天然で純情過ぎる所や








それはまぁ、男としてあまり意識して貰われへん、

つまりそーゆー行為に臨まれへんという、
ワシにとっては致命的な事を表す



今までも付き合って半年は経つのに、
名前呼びも定着してへんし、キスかてまだや


唯一出来たのが、学校の帰りに手を繋ぐ事くらい
という虚しい青春を送っとる








そのくせしてたまにめっちゃ色っぽい



ほんま誘ってないんか、
それ無意識って結構ヤバいで、って位の色気を出す




ワシは彼氏やからまだいいとして、
他の男からしたらもうたまらんやろ


名前のそういうところを理解してるから
まだ手は出してへんけど、



これでも結構我慢してる、
ワシよう頑張ってるわ、と自覚している




一瞬でも気ぃ緩めたらもう終わりやろうな、
ご馳走様まで一日もかからんやろ






まぁワシとしても怖がらせたくないから我慢はしてるけど…





そろそろ限界やで?
いや、男として真面目に






「なぁ、名前」


「え?」


いきなり声を掛けられてびっくりしてる名前も可愛い、
って思ってる時点でもうアカンな


惚れた弱みってところや



「キスして、えぇか?」




「え!?翔一先輩っ、それって」



返事を待たずに唇を塞ぐ



んっ、と声を詰まらせる可愛いワシの彼女





やっぱ喘ぎ声なんかは堪らんねやろうなぁ、と一人妄想する






この調子やったら手ぇなんかいつまでたっても
出されへんのんちゃうか










まぁそれもえぇ




ゆっくり2人で楽しんでいこうや









なぁ?名前












あくまで
(でもやっぱり限界ってあんねんで?)








20120820




何が書きたかったかっていうと

関西人なんやから、バリバリの大阪生まれなんやから
やっぱ今吉さんの口調は自信あるで!!
やっぱそこは関西人として書かな名が廃るわ!!


という単純思考に及んだ上で
どこにでもありそうなシチュで挑戦←

管理人は通天閣まで徒歩10分のところに住んでます←



文才が欲しい








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