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無題

ずいぶん目立つ金髪よね。ふと呟いたなまえは、訝しげな目でオレを見ている。キミほどじゃないと思うと言えば、けれどもどこか納得がいかないように頬杖をついたまま唸った。逸らした瞳が色を変える、唯一無二のアイオライト。くるくると色彩を変える彼女の様が、オレにはひどく愛おしく映った。
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