おまけ
「好きだ、★。無理やりが好きなのか?お前」
「・・私も好き。私の好きな人はエース、あなただよ?」
エースは私の上から下りると隣に寝転がった。
「お前のこと盗られんじゃないかって思った」
抱きしめながらエースは言う。
「お前はずっと俺のそばにいるって思ってたんだな、俺・・情けねぇ」
髪をなでられながら私は目を閉じる。
さっきまで想像もしていなかった、こんな時間。
「だからお前の事抱きたいって思うのも自然で、それを受け入れられるのが自然だって思ってた」
「前から好きだったって事?」
「・・どうだろ、わかんねーけど。っつーか驚いたんだけど。まぁ・・」
「?」
「も、余裕ねぇから。よろしくな、★ちゃん」
語尾にハート付きのセリフを言われた後、有無を言わさずおいしくいただかれてしまったのは言うまでもない・・。
お前が最近やたらマルコと仲良くて俺の部屋に来る前嬉しそうに二人で話してたのと
男の部屋に無防備に入ってくるお前に苛立ってたって
今気づいたけど、それは内緒・・っつーことで。
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