『さ、寒いぜよ……!』
「まぁ冬だしな。」
只今冬真っ盛り。
急に季節がすっ飛んだとか言うツッコミはなしだぜぃ。
やっと周囲が落ち着いてきて、最近は雅輝も普通に出歩いたり授業に参加したりするようになった。
……ちょっと名残惜しかったのは内緒だ。
まぁ周囲が落ち着いてきたとはいえ雅輝の臆病が治った訳じゃねぇから、まだまだ仁王や柳生の影に隠れてる事が多い。
クラスでは幸村君がフォローしてるらしいし、女子には可愛いがられているらしい(小動物チックな雰囲気が可愛いらしい。皆分かってんな!) 。
……まだ若干怖がられてるからって羨ましくなんかねぇからな!
「校則違反は承知ですがジャージを履かれてはいかがでしょうか?」
「暖かそうじゃがダサいから却下ナリ。
ちゅーか風紀委員が何を言うとるぜよ。」
「校長に認可させます。」
「マジか。」
……詐欺師コンビ基、親バカコンビはスルーだぜぃ。
柳生、お前は我が子に腹巻き巻かせる母親か!
仁王もダサくなけりゃいいのかよぃ!
『が、我慢できるから大丈夫…ナリ。』
「雅輝さん…!」
「成長したのぅ。」
もういいや、ツッコミ面倒臭い。
【平和、日常】
(でもやっぱり怖がられてるのはちょっと寂しいぜぃ…)
久々すぎの更新ww
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