元に戻った!
名前がランサー犬の背中を撫でるのに慣れてきた頃、ディルムッドは頭を撫でてみろと促した。
「頭、ですか?」
「ああ」
キョトンとした名前だったが、ランサー犬の目を見て、よし、と手を伸ばした。恐る恐る額に触れて、その毛並みに指を沈めた。
「クーちゃん、可愛い」
そして手が一往復した時、ボンッと煙が出て周りの視界を遮った。
「なんだ!?」
「敵襲か!!」
「セイバー!剣を振り回すな!」
「煙たーい」
しばらくそうして視界を覆われ、風に煙が持って行かれた後には青い犬の姿はなく、代わりにいつもの青い槍兵の姿が。
「クー、ちゃん?」
「あ、あ、も、」
「戻った・・・?」
そうしてランサー犬騒動は幕を閉じた。
ランサーは首輪を着けたままにさせようとするギルガメッシュと喧嘩を始め、名前は安心したようにため息を吐いた。
ディルムッドはそれを見て笑っていた。
終
,゜.:。+゜
あまりに適当過ぎる最後、申し訳ありません。2日連続オールの後に勢いだけで書いてるんで、またいつかちゃんと書き直します。
一萬記念で書き始めたのに、気づいたらこんな時間。お待たせして申し訳ありませんでした。
ひとまず彼らの非日常は終わりです!
ありがとうございましたm(_ _)m
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