勝手に電話を切られてしまい、ケータイも取られてしまった。
「ほらほら、座った座った。」
新たに用意された材料に困り果てて手を振る。
「もう…」
扉の音がし、そちらを見ると円堂たちが入ってきた。
「いらっしゃい!!」
少女が元気良く声を出す。
「あっ、円堂!!」
雷門のみんなが来たようだ。
「なにやってんだこんなところで」
円堂たちの元へ帰ろうと腰を浮かすが、出口へと繋がる道を塞がれる。
「アンタ、うちの特製ラブラブ焼き食ったやろ?あれ食べたら結婚せなあかんねんで」
「「結婚!?」」
叫び声が店中に響いた。
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