一筋の流星が落ちてきた。
それは、宇宙人を名乗る少年らの仕業らしい。

「分かった。行くよ、円堂。」

電車から降りた俺たちを出迎えてくれたおなまえ。しかし走ってきた円堂たちが到着し、現状報告を聞いた。
円堂の応援要請に隣の土門と頷く。そしておなまえへと向き直った。

「おなまえ、ごめん…ちょっと行ってくるから。」

「仕方ないわよ。行ってらっしゃい。」

微笑んだおなまえに背を向け、円堂に続く。
まだその時は、これが新たな戦いの幕開けだなんて知らなかった。

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テーマ「人外ファンタジー」
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