03
家に入った後、予測通り、暇だ〜と言いながらじたばたしていた。
私は、もともとはおじいちゃんが住んでいた。
けど深弥がいたから両親と住んでいた家にいる。
一人じゃないだから大丈夫。
でも近くだからたまに顔を出しているし…
『深弥ー、だだこねないの。
分かるけどさぁ…
明日からは、私との関係がバレないならOKにするから』
そう言うとすぐ飛び上がり。
あくまで雰囲気だけど。
喜んでいた。
何となく嫌な感じがするけどきにしないでおこう。
「由羅ー、トモくんに話した方がいいかな?
あたしのこと」
『うーん、どうだろ?
副葬処女とか以外ならいいんじゃない?』
「やったー、やっと話せる!
退屈だったんだよ!」
はいはい…といいながら、夕食をつくり続ける。
後ろで危ない雰囲気を無視しよう…にも出来ないし、でも今の深弥はヤバい。
うん…かなりヤバい。
もう溜め息しか出ない…
明日が物凄く不安だよ…