結局外でお茶する事になった。
『おーい、ほら』
海斗は一匹の猫をなでていると、次々に海斗の元へ集まりだした。
『一気に集まるなよ。
僕は体一つしかないんだよ』
「海斗くん人気者だね」
なのはやすずかが海斗に言ってくる。
『あはは…
楽しいからいいけどね』
猫と触れあうなんてあんまりないから、といいながら、海斗は猫とじゃれあっている。
なのはが何か感じてた様子を海斗が見て、疑問に覚える。
『なのはどうした?』
「何でもないよ?」
『本当か?』
「うん、うん。
大丈夫だよ」
海斗はなのはの返事を訝しげに感じていた。
「ユーノくん?」
ユーノが急にどこかに行ったようで、なのはが探していた。
「ユーノどうかしたの?」
「うん、何か見つけたのかも。
ちょっと行ってくるね」
アリサの質問に答えるなのはに、すずかは
「一緒に行こうか?」
そう言ったがなのはは、
「大丈夫、すぐ戻って来るから待ってて」
断ってすぐにユーノを探しになのはは走っていった。
それを見送ってから
『……僕も、ユーノ探してくる。
なのはが帰ってきたら僕のケータイに連絡して』
そういって海斗は急いで立ち上がり、
『それじゃあ、アリサ、すずか行くから』
「ちょっと海斗!」
アリサの叫ぶ声もむなしく海斗はすぐさま駆けてった。