緑のユーノの魔法により衝撃を無くして、横たわるなのは。
その姿を見て海斗は慌てて
『大丈夫なのか、なのは!』
「気絶してるだけだから、なのはは大丈夫!」
ユーノは話してからしまったと思った。
『ユーノが…喋った!?』
「きゅ〜?」
ユーノは誤魔化してみるが、無駄だったようで
『おい!
ユーノいったい何者!?』
この間に金髪の少女がジュエルシードを封印していたのだが、ユーノは海斗がいるためにその少女の行為を止めることは出来なかった。
海斗はユーノと向き合うように座っているせいか、見えない。しかし、雷の音があるはずなのだが、海斗はユーノの事で驚きすぎてしまい轟音すら気づいていない。
喋らないユーノに
『話してくれ。
なのはに何があったか、どういう状況なのか説明してくれ』
「……」
ジュエルシードを封印し終えた少女は去っていく、それをユーノが見てから
「とにかく、なのはを!
それからきちんと説明するから…
頼む海斗、なのはを運んで!」
海斗は頷いて
『分かった、すずか達の所へ急ごう』
海斗はなのはを背負いユーノと共に歩いて行った。