魔導の少女との出会い [ 7/9 ]

「#1#、はやての事きかせて貰おうかな」

『なんで?
 はやてとはそれなりに話してたんじゃないの』

「そうなんだけど…

 ──!!」

エイナの表情が強ばったものになる。
見たこと無いくらいエイナの真剣な顔…

『どうしたの、エイナ…?』

「家から出ないで!!
 此処でじっとしてて!」

『どういう事!』

「お願い、そのままで此処にいて!
 すぐ戻るから!」

『まって…』

エイナは私の方を向く事なく急いで出ていった。

エイナ…!
確か、怪我してる筈なのに大丈夫なの!

私はエイナを追いかけにいった。


  ──その選択は…

    私の運命を変える


      絶対の事───



そして──
それを待ってかのように、ワタシは笑みを浮かべていた──

 

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