魔導の少女との出会い [ 4/9 ]

『うぅ…

 あ、朝か…』

欠伸をしながら時間を確かめる。

『眠い…』

制服に着替え、荷物を持って1階に降りる。

リビングにつくと、エイナが既に朝食を食べていた。

「おはよ、咲犂」

『あ、おはよう、エイナ』

「あ、朝食。
 咲犂の分も作ったから食べて。
 今日は上手くいったの」

そう言いながら、エイナはトーストを食べる。

『あ…いたたきます』

私も食べ始める。

『あの…
 エイナ?』

「なに、咲犂?」

『学校有るから、その間は家でやすんでて』

「分かったわ」

ニッコリしながら答えるエイナ。

その後もエイナが話題を振りだしてきたので答えながら朝食を食べ、家を出た。











「おはよー、咲犂」

『うん、おはよう、みいは』

私はみいはの隣に座る。

『ふぁー』

「眠たそうだね」

欠伸をした私にみいはは、何かあった?って聞いてきたから、寝不足なだけと答えた。

「今の間に寝ててもいいよ。
 着いたら起こすよ、#1#」

みいはの言葉に甘えて眠ることにした。





目を覚ました時、丁度学校に着いた所だった。

 
「咲犂ちゃん眠たそうだね…」

教室で高町さんたちが話している。

「あんたは知ってるの?
 眠たそうな理由は?」

「わかんないや、あたしも話聞いてないし。

 バスでもずっと寝てたから」

 

[*prev] [next#]
栞を挟む
top
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -