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えーっと…

ちょっと落ち着け私。
なんで今こうなったかを冷静に考えようか。

状況確認。
目の前には憧れの松風天馬が、あの、天馬が。
私のことを不思議そうに見ている。

隣にはフェイくんが、そしてその二人に囲まれる形で私が。

やっぱり、何があったのかわからない。

ここは、どこ?
私はどうしてここに?

先程までのことを必死に思いだそうと、頭を抱えて目を閉じる。

浮かび上がった曖昧な記憶はいつも登下校で通っていた狭い小道だった。






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