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雷門中登校2日目の朝です、おはようございます。
えー私は今キャラバンで寝ております。
というのも。
*
「名前、今日は俺の部屋で寝なよ。いろいろあっただろうし、ね?」
と、天馬に言われたのは私がここに来てすぐのこと。
「僕とワンダバのことは気にしないで。僕達も天馬に厄介になるしね。」
…とご親切にお誘いをもらったけど。
「…いや、私はキャラバンで寝泊まりするよ。だってほら…一応女の子だし。」
「えーそんなこと気にしないって。まあちょっと狭いけどさ、大丈夫だよ!!」
天馬…
君は私が明日から学校行くことを忘れていないか?
自分で言っちゃったけど、仮にも女の子なんだよ私。
新しい制服着る=着替え=一緒の部屋で仲良くお着替え
っていう夢のような嬉し恥ずかしフラグじゃんかよ!!
さすがに女捨ててる私でも恥じらうし、天馬やフェイくんを襲い兼ねない。
え?さっきと矛盾してるって?
き、気にしないで!!!←
「とりあえず、本当は私はいるはずのない人間だからさ、キャラバンで寝泊まりするよ。」
また誘いの言葉が出る前に荷物を持って外に出る。
…とまあそんな感じで今着替えて木枯らし荘にいます。
生でしかも毎日24歳秋ちゃんを見られるとかもう…泣くよ!?
最初会った瞬間に泣きそうなったし。
それにしても、秋ちゃんのごはんはガチうま!!!
めっちゃうまいんですけど!!!
と感動に浸っていると、天馬とフェイくんが一緒に来た。
「あ、天馬にフェイくん。おはよー。」
「名前、秋姉おはよう!!」
「おはよう名前。」
朝の挨拶を済ませて、朝ごはんを食べる。
普段と大体同じ行動なのに、特別に感じるのは気のせいじゃないだろう。
朝から幸せだーっ!!!
秋ちゃんカワイイし、天馬や狩屋、信助葵と登校して学校だなんて…!!
ニヤニヤが止まらない私は自分のクラスの教室に行って席に着く。
「なあ、明日テストだよな?」
「やべ、何もやってねぇ!!」
…え?テ、テスト?
「ね、ねぇ。あの…明日ってテストなの…?」
クラスのモブ(←)に話し掛けて聞いてみた。
「うん、明日は中間テストだよ。」
…う、嘘だろ!?
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