彼女とジャーファルの奇行集

*ところどころR18





○ジャーファルのヤキモチ

ジャーファル「さっき、アラジンが貴女の胸に顔を埋めてたでしょう」

エナ「あ、そうだけど…」

ジャーファル「悔しい」

エナ「ジャーファル可愛いなあ、ヤキモチ?」

ジャーファル「そうですね、私が可愛いエナの胸を触るのにどれだけ時間がかかったか…アラジンに語ってきます」

エナ「ジャーファルはアラジンをどうしたいの?」

ジャーファル「あ、その前に私も顔を埋めさせて下さい」

エナ「え?」




○エナの酒癖


エナ「宴会ですか?はい、準備しますね、ただ私、お酒はあんまり気乗りしないなあ」


ジャーファル「宴会!?仕事がまだ山積みなんですが…まあ良いですよ。ただ、深酒は厳禁ですよ」


その後

エナ「ねーえ、ヤム?」

ヤムライハ「っ、エナさん、」

エナ「どうしたらヤムみたいに胸は大きくなるのかなあ」

ヤムライハ「エナさんは充分ですよ、」

エナ「やっぱり見てもらうのが良いのかな?」

ヤムライハ「ええ?!服脱がないで下さい!」

エナ「シャル、触ってみる?」

シャルルカン「はぁ!?どうしたんすかエナさん!」

ジャーファル「すみません、遅くなりました。シン、飲み過ぎてませんか?」

シャルルカン「あああああ!」

ジャーファル「え」

ヤムライハ「ジャーファルさん!助けて下さい!」

ピスティ「大丈夫だよ、まだ未遂だから!」

ジャーファル「こらこら、何やってるんですか?」

エナ「あ、ジャーファル」

ジャーファル「胸元を肌蹴させて、全くエナは」

ピスティ「ジャーファルさんでもエナさんの胸元は直視できないんだぁ」

ジャーファル「部屋に戻りますよ」

エナはジャーファルの首に手をまわすと顔を近づけた。

エナ「ジャーファルお願いだよ、もう少しだけ」

ジャーファル「だっ、だめですよ」

ヤムライハ「ジャーファルさん負けそう…」

ジャーファル「早く、部屋に行きますよ」

エナ「え?いきたいの?」

ジャーファル「うっ!」

エナは素早くジャーファルを床に押し倒す。ドカッという痛そうな音がした。

エナ「私がイかせてやろうか?」

ジャーファル「〜〜っ、、」

更に、エナは妖艶な笑みを浮かべて、ジャーファルの輪郭、唇をなぞりながら言う。

エナ「ねえジャーファル?私のが、欲しくてたまらないんでしょう?」

ジャーファル「…いい加減にしなさい」

次の瞬間、ジャーファルはエナの体に腕を回して引き寄せ、口付ける。

スパルトス「うわあ…」

シャルルカン「マジでここでヤる気かよ?」

ジャーファルは口内に舌を入れて、エナの力が抜けたところを見るとキスをやめて体勢を逆転させ、
自分がエナにまたがる。

エナ「えっ…」

ジャーファル「それ以上喋ったら、本当にここで犯しますよ」

エナ「何言しゃべったら犯してくれますか?」

ジャーファル「は!?」

ジャーファルの脅しは、全く効かなかった。




○ジャーファルの酒癖

その日、エナはとてつもなく機嫌が悪かった。

スパルトス「せっかくの宴会なのに元気ないですね、エナさん。どうかしました?」

エナ「料理本を燃やしたの」

スパルトス「え!?一大事じゃないですか!」

ヤムライハ「エナさん、飲んで忘れましょう!」

エナ「いや、良い」

ドラコーン「さっきから箸も進んでないじゃないか」

エナ「そんな事ないよ、食べてる」

シンドバッド「エナ、元気ないじゃないか!俺の膝空いてるぞ!おいで!」

エナ「絶対に行かない」

ドラコーン「エナ、少しは恋人を見習え」

ドラコーンに言われてエナが向けた視線の先には、悪酔いしているヒナホホとジャーファルがいた。

ジャーファルは、視線に気づきエナの所へ来る。

ジャーファル「エナ!」

エナ「なに」

ジャーファルは無言でエナの膝に頭を乗せ寝っ転がった。

ジャーファル「はあー、気持ちいい」

ドラコーン「随分慣れた入り方だな」

シャルルカン「膝枕に慣れてるとかあるんですか?!」

するとエナは、無言でジャーファルの頭に手を置く。
ぴくりと反応したジャーファルはエナを見上げて、ふやけたような笑顔で言った。

ジャーファル「撫でて下さい」

エナ「そういう気分じゃない」

ジャーファル「もうー、釣れないですねえ、でもエナの膝枕だいすきです」

エナ「………私も好き」

ヤムライハ「ツンデレ!?」

ジャーファル「どうしてそんなに落ち込んでるの?エナが元気ないと、私も悲しいですよ〜」

エナ「コーヒーの本燃やしちゃった」

ジャーファル「本、ですか?」

エナ「そう、豆の事が書いてある本買ったんだけど…」

ジャーファル「いいですねえ、コーヒー」

エナ「ジャーファルに淹れてあげたかった」

ジャーファル「もう、エナ!そんなとこも可愛いですよ〜!」

エナ「ごめんね」

ジャーファル「だあいじょうぶです、私だって、エナが他の男にもらった服燃やした事ありますしね!」

エナ「そんな事あった」

シャルルカン「怖すぎんだろ!」

ジャーファル「ところでエナ、今日のスカート可愛いですね、めくってもいいですか?」

エナ「…ふざけんな」

ジャーファル「がっ!!」

ピスティ「容赦ないねぇ、エナさん。膝から叩き落としたよ」

エナ「ちょっと、運んでくる」

ドラコーン「どこまで!?」

エナはジャーファルを担いで消えたのだった。



○ジャーファルのヤキモチ2

エナ「ふうー、疲れた」

ジャーファル「あ、お帰りなさいエナ」

エナ「アリババ君、結構上手くなってきてると思わない?」

ジャーファル「シンやエナ、シャルルカンのおかげですよ」

エナ「私は違うよ、今日初めて相手したもん」

ジャーファル「何か少しだけ、妬けちゃいます」

エナ「どうして?」

ジャーファル「私もエナの相手したいからですよ」

エナ「いいね、やろうよ!久しぶりに!」

シンドバッド「何だよお前ら、こんな所でエッチの約束すんじゃねーよ」

ジャーファル「違いますよ!」

エナ「頭おかしい」


28.4.1
エナに構って欲しいジャーファルさん
最後は奇行でも何でもないですね
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