聖徒会



リオネス学園

品行方正・質実剛健をモットーとするブリタニア1のマンモス校に、秩序を乱す七人の問題児が転校してきた____


まとめて七つの校則違反という。

学園を守るための組織 【聖徒会】

副会長ギルサンダーは朝から校門の前で彼らを待ちぶせしていた。とんでもないやつらだ。だがこいつらを正さない限り、この学園に平穏は訪れない。

しばらくして、奇妙な集団が歩いてくるのが見えた。



「キング様ぁ、お加減いかがです?」
「え、いいよそんなことしなくても、」

なんだコイツら。すごく目に付く。
下着姿の女が枕を抱えた少年の頭をなでなでしながらむぎゅうしている......有り得ん!学園内でこんなことを!

「ちょ、なんかあたってる!」
「あててるんです
「えっ、ちょ___」
「どうです?今日のおっぱいの弾力は」
「や、やめて......ブバッ!!!」


なんだあれは。猥褻行為!不純異性交遊!見逃しておけない!
あんなのをこの敷地に放っては皆が学業に集中できず、ふしだらな学校生活を送ってしまうに違いない!

「どしたお前。鼻血出てるぞ」
「きっ貴様は!メリオダス!」
「おうギル坊。大きくなったなあ」

「黙れ。俺は誇り高き聖徒会だ」
「性徒会?」
「けがれた意味にするのはやめろ」

全く___。とんでもない奴らだ。

特にこの悪魔の女。
しかしとてつもなくエロい。これは夜のお供に欲しいくらいだ。きっと夜は激しいんだろう。そしてあんなことやこんなことをご奉仕して

「やめろおおおおお!」
「何っ!?」
「ギル坊、脳内が声に出てたぞ」
「ギルサンダー........破廉恥な」


「エリザベス様、俺は何もしてません!今だって、やろうと思ってやったわけじゃ__」

「今のは、俺だ」
「なんだゴウセルか」
「性徒会の脳内を弄らせてもらった」
「だから!性徒会じゃないと!」
「やっぱり破廉恥な脳内なのね.....」

こ、こいつは!むっつりのゴウセル!
学校で日々猥本を音読し周りに厭らしい影響をもたらしている.......いただけない。

「ギルサンダーは葛藤の末、ある結論に辿り着いた。たしかに学業には悪い影響をきたすかもしれない。しかし!

このエロスこそ人間の本質的に求める快感であると!」
「勝手に話を進めるな!」
「やっぱり破廉恥な脳内なのね......」



ギルサンダーは聖徒会 副会長である限り、決してこの2大エロ魔人に負けてはならぬと思いつつも、限界を感じたヘンドリクセン会長にその日の朝は撤退を命じられるのであった。

30.8.24




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