※下ネタ注意※







中学生。それは子供から大人へと変わりはじめるいわゆる思春期というやつだ。その変化は精神面であったり身体面であったりと色々で、情緒不安定になることもしばしば。しかしそんな時期だからといってなにをしても許されると言うことは決してないのである。
つまりそんな思春期真っ只中なあたしが同じく思春期真っ只中の君達に何が言いたいのかというと、






「セクハラ ダメ 絶対!」





つまりはそういうことなのだ。無駄に大人っぽい容姿をした彼らは見て呉れそんなでもれっきとした中学生なわけで思春期なわけであたしの尻なんかも触ってきたりするわけで。さらっと言ったがこれはセクハラ(略さず言おう、セクシャルハラスメント)という犯罪だ。この前白石に「生理中にヤるとめっちゃ気持ちエエらしいで」と真顔で言われたときは引いた。大いに引いた。もう一度言おう。引いた。





「いきなり何言うてん名前」

「そうやで、俺らがいつセクハラなんてしたっちゅーねん」

「自覚してくださいそして死んでください」

「こら、名前。女の子がそんなん言うたらあかん」

「黙れ変態」




そういうとあからさまに傷付いた表情をする変態、白石蔵ノ介。何故お前が変態なのか教えてやろうか。




「こ う い う と こ だ よ !」

「ん?」

「ん?じゃねぇよ!」




腰にまわる白石の手を叩き落としてキツく睨む。

そして変態の隣で苦笑いを浮かべる謙也に目を移した。




「白石も謙也みたいに純粋だったらねぇ……」

「はぁ? 俺こんなヘタレ嫌や」

「誰がヘタレやねん!」




いつもは鋭いツッコミもヘタレフィルターを通してみるとやっぱりヘタレ感が否めないわけで、




「……やっぱり変態もヘタレもやだ」




誰がヘタレやねん!と先程も聞いたツッコミをつまんねと弾き返し着替えていた光に問う。




「ねーねー光は変態? ヘタレ?」

「先輩らと一緒にせんとってください。てか俺は名前先輩に言いたいわ、」

「なに?」

「セクハラ ダメ 絶対」




先程のあたしを真似してか腕でバツを作りわざとらしく言う光。あたしがいつセクハラなんかしたわけ!?




「着替え中の男子がいる部室に平然と居座るんは変態ちゃうんすか」

「変態じゃないし!」

「じゃあ痴女?」

「違う!」

「俺名前と一緒なら変態でもええで!」

「黙れ!」

「変態ちゃうならなんすかこの手」





向けられた視線の先には光の肩甲骨を触るあたしの手。あれ、いつの間に。




あ、なるほど。あたしも真っ只中だったわ、



いわゆる思春期ってやつ


(ほな俺も)
(ぎゃー!胸揉むな!)





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や っ て し ま っ た /(^o^)\

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