家宝 | ナノ
飛んできたお姉さんの洗濯物


遊煉様から頂きました!

飛んできたお姉さんの洗濯物(下着)

「飛んできたお姉さんの洗濯物(下着)私が洗って返しますね。」
「は?」
「いや、ですからお姉さんの洗濯物を…」
「なぜうちの姉だと?」
「この前、柳君の家に行ったでしょう?」
「ああ、プリントをもらったあの日か」
「ええ、」

そういえば、うちの姉が騒いでたのもあの日だったな…

『お気に入りのアレがない…』
『お気に入り…?』
『うん…あれ高かったんだけど…』
『俺は知らん、』
『分かってる…あれ?誰かいたの?』
『ああ、部活仲間がな…』
『ふーん、何処行ったんだろ…シルクのアレ』

…………まさか、

ガサガサ

……………………やっぱりか…

なぜここでアレなんだ…

シルクの下着…

「おねえさんにシルクは皺になりますからとお伝えください」
「ああ、(これ…どうやって渡せばいいんだ…)」


その夜…

「ちょっと、蓮二」
「な…なんだ?」
「なんであんたの部屋から私の下着が…しかもお気に入りのアレじゃない!!」
「なんで俺の部屋に…」
「辞書借りるって言ってなかった?昨日…」

そういえば…

「で?どういうこと?」
「…………それは…」

家族に誤解されるのは嫌なので素直に事のあらましを説明した。

「……その子…大丈夫?」
「ああ、………多分な」
「がんばれ」
「ああ………はっ!?」

「その子にはありがとうともう来ないでと言っといて」
「………(まあ、妥当だろう)」



「なー柳」
「丸井か」

「昨日の見たぜ〜あれどうした?」
「…………素直に言った」
「ふーん、紳士だけどやっぱり絶対嫌われたぜぇ!」
「まあ、妥当だな…」

「あーあー、柳生も可哀そう?に」
「何がですか?」
「おう!柳生!お疲れ様!!んじゃあな〜」
「あ、丸井!!…はあ…」
「どうしました?」
「いや、なんでもない…」

こうして柳少年は姉の言葉を友である柳生に言わずに置きました。

その日から、柳生と話すときは微妙に離れた柳が居たらしいです。


ぢぇんとるまん語録ネタを書いていただきました。無理難題と私が言うネタはドSクォリティなんでしょうか。

余談ですが、シルクは手洗いです

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