ハロウィン企画 | ナノ
マスカレイド
豪華絢爛のホテル、ここはリャオが持つホテルだ
「来て下さりありがとうございます。」
真田は頭の中が混乱していた、ある日いつもどうりに打ちに行ったらあれよあれよと東京に連れていかれ、スーツを渡され仮面を渡された。
「なんだここは…」
「仮面舞踏会、凄い人がいるからつけてな」
真田は顔の上半分を隠す仮面をつけている。
「何故に俺が…」
「仕方ないやろリャオやしな、ほれ、エスコート」
浅野の手を取り歩きだす、
「第一、何故一緒なのだ?」
「男避け」
少しは自分のこと…と、思っていたがそうキッパリ言われると落ち込む真田。
「まったく…ほら行くで」
「ああ…」
場所は変わり、四天王専用の椅子に座るリャオ、その横にはみつさん…もとい、手塚が座っていた。
「あの…何故ここに?」
「さあ何故でしょう?」
次々とリャオに挨拶に来る人達、ついでに手塚に一礼する人もいるのだ。
「これはこれはクイーン、いよいよキングを貰うので?」
初老の男性がリャオに話しかけてきた。
「彼はもう私のよ、イタズラはいけないわ」
「分かっております、では御前失礼します」
初老の男性は手塚を少しばかりみたあと去って行った。
「全く…マークしておきなさい」
「かしこまりました」
近くにいた紅に命令をしてリャオはシャンパンを飲み干した、
「マドマーゼル、一緒に踊りませんか?」
「一緒にいる人がいるからいいわ」
話しかけてきた男を無視して浅野と真田は一緒に歩く、
「どこまで一緒なのだ?」
「あの椅子まで、しばらくしたら乾杯があるからそうしたら自由にしていいわ」
「そうか…みつさん?」
「弦さん…よかった、知らない人ばかりで」
「こちらこそ…大変でしたね」
浅野が席についた後、真田と手塚は四天王の椅子の横で話し合い。
「多分男避けにされてますよ」
「紅さんがいるじゃないですか」
「それはどうも言えません」
ひそひそ話しているようだが彼女達には聞こえていた。
「説明せえへんの?」
「怒られたく無いからしない、」
「そかー…」
「そういえば、さっきあいつが来てた」
「あの中国マフィアか…、息子を婿にするためしつこいあいつ?」
「みっちゃんが危険だと思うからマークしててくれ」
「あー…、弦もだな」
「あいつの決定的なものを見つかるまでさわらないほうがいいな」
「そやねー…」
相談が一通り終わったら紅が帰ってきた。
「そろそろお時間です」
「わかったわ、移動よ」
「弦ー、ウチ会議やから自由にしててー」
「ああ、」
会議室が開かれる…
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