赤2人と理系 | ナノ
立海との出会い


遊煉様筆

いつも道理、立海の屋上には立海テニス部と赤也の彼女、満がいた。

「あ、言い忘れてましたが私の親戚が今日、この学校に引っ越してきたんで、よろしくお願いします」
「親戚?……ああ、俺のクラスの転校生かたしか…」
「浅野鈴、3年A組に引っ越してきた生徒だ、なぜか国防省の人間が同席してたのを朝見かけた」
「国防省…?何の関係が?」
「ええ、信濃さんの発明を使っているけど、制御できない子だから国家機密となってるのだけれど…」

そう言った時、みんなの顔にはあのサイエンティストが浮かんだ、

信濃香奈、日本が世界に誇る有名な科学者。アメリカでは高名な外科医だが、人間性は皆無、
異常に髪が長く、異様に顔色が悪い、

目をつけたれたら、実験のモルモットにされてしまうため絶対にうなずくな、が暗黙のルール
すでに跡部と赤也の目に興味を持っている。

氷帝、立海、青学、六角、ルドルフ、不動峰、比嘉、四天宝寺がそんな香奈を真人間にするため日夜頑張っている。
別名、香奈を真人間にする会。会長、跡部

「一つ聞いて良いだろうか」
「どうぞ」
「お前の親戚はなにが制御出来ないんだ?」

その言葉でそこにいたメンバーはハッとした、
赤城満はある意味マッドサイエンティストより恐ろしいのだ。
まだ、万年筆で不審者を切った記憶は新しい
その一族は皆危険な一族なのだからその一族の物が転校してきたということは

「…赤城みたいなのが増えるのか…?」
「大丈夫よ、あの人はヘタレだし泣き虫だし刺激しなければ無害です。」
「刺激…ちなみに能力は?」
「怪力です、昔、粉砕骨折した親戚がいます」

平然と言うがかなり怖い能力だ。

「粉砕骨折…?」
「ええ、手をつないでたらなってしまったそうです。」
「あんな女子が?そうには見えなかったが」
「そうですね、」
「まあ、ヘタレだし」

それまでずっと黙ってた人が恐ろしい事を言った。

「今ここに呼べる?」
「はい、できますよ」
「ぶちょおおおおおおおおおお!!!!」
「ゆきむらああああああああ!!!!!」

他のメンバーも幸村を凝視している。

「何を考えているんだ、幸村」
「ふふ、会ってみたくてね蓮二、データ取っておいてね」
「もし可能なら、マネージャーにする気か?」
「まあね」

そういった後、満は鈴に電話した。

15分後…、


屋上のドアが開いた、

「満ちゃん…ここで会ってるますか?」
「鈴先輩、大丈夫ですよ」
「チース、鈴先輩」

そこに現れたのは、背が小さく、茶髪な髪がふわふわとたなびく子が居た、
両腕にはブレスレットがしてあり、怖いのかおどおどしていた。

「え…と浅野鈴…です。よろしく…です」
「よろしく、俺は幸村精市、テニス部部長だ」
「よ…よろ、しくです」

「浅野だったな」
「は……はい、えっと……」
「真田弦一郎だ、なにをおどおどしている、はっきりと喋らんか!!」
「みっ!!!」


真田が怖かったのか、大声に驚いたのか、(もしくは両方か)座ってしまった

「…………ひっく」
「す………すまない、泣かしてしまったな」
「ら、いじょうぶ…で…す」

しかし完全に彼女は涙目だ、

「やばい…」
「へ?何が?」
「鈴先輩は、泣くと力が暴走する…」
「え……?」

「らいじょ…らいじょうぶですから…」
「しかし……」
「らいじょうぶです!!!」
「そうだろうか?」

そう言って柳は彼女を立たせるために腕を持った。

「大丈夫だろう…「みぃぃぃぃぃ!!!!」ぐふ!!!!」

メンバー全員が目を疑った、
身長180センチ以上ある柳が彼女の腕を持った瞬間、柳の体は宙を浮き、屋上の扉にぶつかった。
吹っ飛ばしたのは彼女しかいない。
これが、立海メンバーと浅野鈴の出会いだった。

(柳先輩…大丈夫すか?)
(多分……?)
(ごごごごごっごめんなさい!!!!)
(…………彼女には意地悪しないほうが賢明だな…)
(命が惜しいなり)
(……うかつ……だっ……ぐふ……)
(や!!!柳くん!!)

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