ゴジラの子供達 | ナノ
あの親にして



ボクの名前は真田天空、4才。

ボクのパパとママが今度けっこんしきをあげるために跡部さんに由ちゃん達と預かってもらうことになりました。

「跡部さんこんにちはよろしくお願いします」
「……本当にお前の子か?」
「殴るで?」
「とりあえずよろしくな、なにかあったら電話しろ」
「ああ、氷帝と立海の暇な奴が来るだろう」
「前みたいな事ないようにな」
「わかってる」






と、話したのは一時間前です。

ここはどこだろう?

「天空?はぐれるぞ」
「由ちゃん、ここで遊んでいいの?」
「だって遊んでいいって言ってよ」
「でも…」

今ボク達は沢山の人形にかこまれてます。
最初はケーキを食べてたけど由ちゃんがあきたみたいで探険をはじめました。

「たーんけん、たーんけん」
「雪桜、転んじゃうよ?」
「大丈夫だよ!」
「なあ、五月くん知らない?」
「「あ、」」

おいかけるのにひっしで五月くんを置いて行ったみたいです。


「雪桜ちゃんと由ちゃんがおいてったぁぁ!天空どこぉぉ!?」
「落ち着きぃ」
「クソクソ、天空達どこだよ!」
「今全力で捜してる!」
「俺達は庭を探す、いくぜ長太郎!!」
「はい!宍戸さん!」
「ウス。」






「あ、お馬さんだ」

五月くんを捜しながら歩いていたら雪桜がなにか見つけました。

「ほんとだー」
「乗ろうよ!!」
「でも……怒られちゃうよ?」
「いいの!」

三人でお馬さんの所にいきました。

「おっきーい」
「すごーい」
「ねぇ怖いよ、もどろ?」
「なに言ってるの?それくらいじゃあ、由ちゃんのお婿さんになれないよ!」
「だってー…」


ヒィィィン……

「あ、逃げちゃった」

ボク達が入るためにあけておいたゲートからお馬さんが逃げちゃいました。

「ま、いいや行こう」
「そうだね」

ボクは初めて女の子が怖いとおもいました。



「ゲフ!」
「宍戸さぁぁぁぁぁん!!」

「なんの音?」
「さあ?」
「早く行こう!」
「見つけた!!!」
「あ、見つかった」

跡部さんに見つかってしまいました。

「たく、馬は逃げるし五月は泣き出すし大変なんだぞ」
「はーい。」
「飯食ったら寝ろ、それまで部屋で遊んでろ!」
「はーい」
広場につくと五月くんが泣いてました。

「天空くぅぅぅん!!!」
「五月くんごめんね」
「どこ行ってたのぉぉぉぉ!!」
「ほら、部屋で遊んでろ!!」






部屋に着いた後、疲れたのかお昼寝しました。

- 41 -


[*前] | [次#]
ページ:

コラボ部屋




メイン
トップへ