ゴジラの子供達 | ナノ
因果応報



「白石いますぐ帰るぞ」
「どうしたん?もうすぐで取引先やで?帰れへんで」
「…………佐々木、いや今は手塚が来る」
「……銀さん、取引先に電話と小石川は切符取ってくれや」
「あ、ああ」
「あの二人が来る前に大阪に戻るで!!」

急いで駅に向かおうとしたら千歳が呟いた。

「………もう遅か」
「みーつけた、さあ白石神妙にこの蹴りをうけな!!」
目の前に二台のバイクが現れた。


…………遼とレイナだ。


「これは……わけあってな?」
「子供にあんな卑猥な事覚えさせておいて……天誅!!」

レイナの蹴りが急所に入り白石はそのまま意識が無くなった。

「石田兄、携帯貸しな」

渡したくはなかったが、白石の二の舞になりたくなかった為に携帯を渡した。

「石田弟あの時にメールしてたな……。」

メールには遼達が来る事が書かれていた。

「レイナ、次はどうする?」
「氷帝やな、立海と青学は弦達がなんとかしてるやろ」

レイナがそう言った後に遼はニヤリと笑った。

「次はけごたんだ」
「あれはヤバイもんな〜」

携帯で跡部を捜し始めた遼、その間にレイナは小石川に白石を渡し、弦達に電話し白石を倒した事を話した。

「レイナ、けごたんは…







成田空港だ」
「国外逃亡か」
「しかも、宍戸と鳳と日吉以外だ」
「宍戸はこの前に子供生まれたばかりやろ?鳳は結婚したばかり……日吉は今日会ったで」

日吉の子供の五月(さつき)は雪桜達と同じ幼稚園だ。

「その三人はスルーで行くか」
「そうやな」


そう言って二人は成田空港に向かった。

「嵐や……」
「よく真田と手塚は平気やな…」
「結婚は人生の墓場たい」

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