ゴジラの子供達 | ナノ
母の血統に問題有り



遼が比嘉の連中を説得(と言う名のフルボッコ)している間に子供達を海に入れる事にした。

「お母さん、海入っていい?」
「あんまり離れなければええで」

喜びながら海に入って行く子供達、何かあったらいけないのでみっちゃんに頼んで昼飯を買いに行くことにした。

「おっちゃん、シークヮーサー二つとビール二つ、後オレンジ三つ」
「はいよ」

因みにシークヮーサーは弦とみっちゃん用だ、驚いた顔が見てみたいから買ってみた

おっちゃんを待ちながらボーとしてると声を掛けられた。

「よう、一緒に水上スキーしねぇか?」
「いえ、人を待たしているので」

こうゆうのは無視してもいいが付け上がるので断っておく、周りに人がいるので騒ぎは起こさないだろう。

「もしかして、友達?手伝うよ、」
「いえ、旦那と子供ですでは失礼」

おっちゃんからドリンクを貰い去ろうとしたら腕を掴まれた。

「そんなのほって置いて行こうよ〜」
「人妻か〜いいじゃん」

余りにうざいから秘伝の技をかけようとしたら天空の声がした。

「ママ、ママ」
「天空?」
「ば、化け物だぁぁぁぁ」
「ワカメぇぇぇぇ!!!」

そこにいたのはワカメに絡まった天空、みたかぎりでは化け物に見える。

「どうしたん?」
絡まったワカメを取りながら聞いてみた。
「雪桜が、ボクを突き飛ばした先にワカメがもじゃーてしてたの」
「はあ……、戻るで」

天空にドリンク運びを手伝って貰い帰ってみると、

魚だらけだった。

「これは……」
「お母さん、見て!凄い?」
「凄いけどどうしたんこれ…」
「沖の方に行っていたらしい」
「ふ〜ん…」
「由ちゃんとさめを取ったんだよ!!」
「これ食べられるー!?」
「…我が娘ながらホオジロザメを仕留めるたぁ天晴れだな。」
「あ、遼お帰り」
「おう、これはどう料理してやるか……」
「フカヒレでええんやない?」

みっちゃんにシークヮーサーを渡し、遼とビールを飲む。

「しかし、あいつら昔から俺は男と言ってねえのに信じねぇな…」
「しゃーないで、遼はそう見えるんやから」
「まあ、いいけどよ」


ブッ!!!

話していたらみっちゃんと弦が吹いていた。

「あ、吹いた」
「何を飲ました?」
「シークヮーサー、酸っぱいらしいで」
「あれはあれで凄いからな……」


晩御飯はフカヒレとシークヮーサー付き唐揚げでした。

((ブッ!!))
(お、またやった)
(トラウマ化したんやないの?)

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