ゴミ箱 | ナノ

紅花親子の休日(元拍手)




「なぁなぁ、明日休みだし遊びに行かねえ?」

「ごめん赤也、明日は庭の雑草刈らなきゃいけないのよ。」

「…鎌持って?」

「うん。病院側はお母さんで、家側が私。」

「…」

「丸井先輩、何故震えだすのですか。」

「可憐なお前さんにゴツい鎌は似合わんから、止めてくれんか。」

「仁王君の言うとおりです!日焼けも心配ですから私がやりますよ。」

「あの先輩方。母にせよ私にせよ、そんな野放しにしたら危ない生き物扱いを止めてくれませんか。」

「いやいや、危ない生き物だなんて誰も、これっぽっちも考えてないよ?ねぇ真田。」

「…そうだな。危ない生き物とは思っとらん。庭仕事なら幸村も詳しいからな、俺達でやろう。」

「…そんなに刃物振り回してほしくないのですか。母がいるのに。」

「それは心配するな。全員でやるから忙しい先生もゆっくり休んでくれ。」

「力仕事は俺らが出来るだけやるから、そういう時は言ってくれよ。」

この二人は凄まじい勢いでバサバサと草刈りしそうだなぁ、と会話オンリーにしてみました。可憐な君に以下略を言わせてみたかっただけで、美人設定ではありません。

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