文句あんのか | ナノ
キェェェッ!!
以前が以前だったからすげーヒマ。ヒマならガッコ行ってたし。局中法度も読んだしマジでやる事ねぇ。
「遼ちゃぁぁん!!あのバカに何吹き込んだんだよ!?」
「なんでサギが真選組屯所に入れたんだよ。後、質問には答えらんねえ。バカ多くてどのバカか分かんねえから。」
俺にすらバカと言われるバカが多すぎ。そんなに知り合い居ねえのに。
「納豆女!眼鏡掛けたマゾ女!」
「あー。アレか。サギのストーカーだろ?勝手に納得してた。俺と追っかけっこしたの見てたらしくて俺が今年で15の中学生だって言った。」
嘘じゃねぇ。着替えてたから女なの解ってたっぽいし顔と身長は見てなかったと思われる。性格はともかく美人に見えるけどな。サナゲン辺りに叩き直されそうなタイプ。
「だからセーラー服着て縄のチラリズムがどうとか言ってたのか…!」
「…縄って。そーゆー趣味の人いるけど普通の中学生は知らねえぞ。」
普通じゃねぇから俺。見たくはねぇ。どっちも。アブノーマルな方向か下品な話題ばっかだな。
「遼ちゃん、頼むから俺と付き合っ」
「万事屋ぁぁぁ!!何遼んとこ入り込んでんだぁぁぁ!?」
仕事どうした素人。つかサギも社会人だろ。
「何言ってんだテメェ!これの主人公は俺なんだから王道らしく主人公同士くっ付いてハッピーエンドだろ!?」
誰が決めたそんなもん。犯罪だって。
「ライバルの方が最近は人気あるもんだろーが!」
ライバル認定されてんの?つーか年齢的に犯罪な事実から目を逸らすな。話がメチャクチャにもなってんだけど。
「遼。危ないですぜぃ。」
「はーい。」
バズーカ炸裂。デパ地下よくやった。これで心置きなく…誰だ足掴んでんの。とりあえず踏む。70越えの全体重かけるのは無理。
「い゙っ!?遼ちゃん痛い!痛いから!」
「痛くなかったら不思議だな。かなりしぶてぇな。バズーカ食らって生きてんのか。」
普通死ぬだろ。生身なんだから。
「土方さーん、生きてやすかーぃ?」
「殺す気かぁぁぁ!?屯所でぶっ放しやがって!」
2人共生きてた。丈夫だなこいつら。ゴチャゴチャしてんのは人間関係のお約束だけど巻き込むなよ。デパ地下が警備やってたハズなんだけどどーせ楽しそうだからほっといたクチだな。俺もそうしたい。
「…何がどうなってこーゆー事になんだか。普通に生活してた方が安全だったんじゃねーか?」
今更戻れる事でもねぇけどさ。
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