文句あんのか | ナノ
タンメンは要らない
命狙われるよりタチわりぃ状況。売られた喧嘩は買うけど売る趣味ねぇから。日本に喧嘩売ってどーすんだか。
「忍び込んで来たタコの面は覚えたからな、マンセーとタコ見たら即殺す気で殴り飛ばす。」
「出来んのか。」
「やれねぇなら言わねえ。自販機頭にぶつけてりゃ俺はとっくに連続殺人やってんだ。」
素人が刀の手入れをしながら見張り。ちゅーして以来ぎこちなくていじりたい。スゴく。みっちゃんはデコちゅーでもそん時は動揺してたけど、引きずらなかったからイマイチ。
「刀相手にやれんのか?人斬り万済だぞ。」
「とりあえず折ればいい。その後殴り飛ばす。素人が付き合ってくれんなら楽だな。」
刀相手殴り飛ばす時の参考に丁度いい。…なんで顔赤くなってんだよ?命懸けの練習だぞ。
「つ、付き合ってっておま今年で15じゃなかったのか!?」
「そうだけど、対刀戦の練習に付き合えって言ってんだよ。どんな耳してんだ?色恋に無縁な俺だぞ。」
そしてKYすぎんぞ。甘い空気作る才能、けごたんから分けてもらえ。まーくんでもいいから。ちょっと減った方が後始末やらされる連中の苦労も減る。
「足打ち抜かれたんだろうが。」
「痛くなくなったら動いていい俺ルール。」
弾は残ってねぇから傷痕も残らねえと思う。多分。手当て早かったし。
「出血してんだろーが!」
「いつもの事だから気にすんなよ。喧嘩したら怪我するモンだろ?」
「遼!お前女なんだから多少気にし…ろ…。」
中学生並だな純情加減。モテる割に。何故か昨日やたら凹んでたけど。
「超今更。去年派手にやらかした。あだ名付くぐれぇ散々暴れた。」
一番メジャーなのが関東最強ってだけで。かなりの数をサツに突き出して恩売ったんだ。怪我もシャレになんなかった。
「今からでも遅くはねぇだろうが。」
「こっちでもう一般人やれるたぁ思えねぇ。」
あっちも一般人扱いされてなかったけど。ガッコでもみっちゃん達から核弾頭呼ばわりされてたし。
「マトモな仕事やりゃいいだろうが。」
「次課長に目ェ付けられてんのにか?」
かぶき町四天王の1人敵に回してんだろ?俺。2人はまぁ、顔見知りレベルだからあてになんねえ。残りの1人は調べ入れてんの知ってるだろうし。
「…溝鼠か。そーいやそーだったな。」
「って事。ハジキは慣れてっけど刀は振り回された事ねぇからな。」
「どんな生き方してきたんだ遼!?」
文句あんのか。参照。…宣伝してみた。
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