文句あんのか | ナノ
多感な年頃は本当


真選組ナメてた…。神威とバイオレンスな運命の出会い…って言うとなんかヤダな。の後病院行って痛み止めとギプスはめられたんだが二、三日経てば痛くなくなるし破壊して仕事探ししようとしたら。素人に見つかりました。

「漸く見つけたぜ佐々木遼さんよ。」

「探さないで下さいって手紙書くべきだったか?」

「自殺前の遺書かぁぁ?!春雨とやり合ったって聞いて近藤さんが慌てて探すように言われたんだよ!春雨相手に左腕骨折で済んだとか化け物か!!」

「春雨…あ、スープに入れる乾麺か。アレとやり合ったってどういう事?」

「宇宙海賊だ!!食いもんにするな!」

俺間違ってない。春雨はダイエット食になるらしいけど俺は米が好きだ。パンはコンビニだ。

「宇宙海賊…左腕骨折って神威と阿伏兎か?確かに奴らは表向きの奴には見えねぇな。」

「名前まで聞き出したのか。生きてるのが不思議だぞお前。」

そんなに…?確かに逃げないから楽しかったなぁとしかもう思わねえんだけど変なのか?

「ここにいるのが俺は不思議だけどな。」

「まぁいい。近藤さんが桂ぁぁぁ!!今日こそぶった斬ってやらぁぁ!!」

近藤君が一体何を。ロン毛の兄ちゃんが着ぐるみと逃げてるみたいだな。恩売っておこうか。

「素人頭上注意。」

バイクを掴んで投げた。よし、痛くない。

「何しやがんだテメェェェ!!こんなんで桂が捕まったら苦労しねぇ!」

「着ぐるみ捕まえた。」

足の調子も悪くない。下駄にも慣れたな。器用貧乏万歳。適応能力も有難う。

「…あっさり言いやがって腹立つな。」

「遼君ダーツ趣味だったからさ。着ぐるみ狙ったんだよ。上手いだろ?」

「桂を狙わなかった理由は何だ?」

「着ぐるみが庇うかも知んなかったから。逆もアリだけどロン毛が桂って兄ちゃんだろ?上手く行けばコレを使っておびき出せる。ネズミを根絶やしにすんのは難しいけどでかいのは釣れるぜ。」

「とっさにそこまで考えるか?」

「正直に言えば着ぐるみにムカついた。」

「正直すぎんだよ!」

「14才のいたいけな思春期の女の子に嘘がつけると思うのか。」

「ついてんじゃねーか思いっきり!!14才には見えねぇ!」

「吐くならマシな嘘にするっつーの。二年で10センチ以上伸びてガッコじゃ一番背が高いんだ。」

サダには期待してたんだいや本気で。山吹のまさみんと目線変わらないのになんであいつ地味なんだ。

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